あなたのお墓参り作法は間違いだらけかも!?
2017年8月1日にテレビ朝日で放送された林修の今でしょ!講座3時何SP。
その中で行われた最新!お墓参り検定2017年の「線香の火やってはいけない消し方編」についてまとめてみました。
皆さん線香の火消しはどのように行なっていますか?
今回の問題は100人の一般回答者の正解率が94%!!
ほぼ、常識と言ってもいいでしょう。
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たぶん、皆さんの頭の中には「これだな!」という答えが思い浮かんでいると思いますが、なぜその方法で火を消したらいけないのか考えてみましょう。
また番組内では、栃木県宇都宮市にある光琳寺副住職 井上広法先生が、画期的な線香の火の点け方&消し方も紹介してくれています。
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目次
あなたの作法は間違いだらけ?お墓参り検定
問 線香の火やってはいけない消し方は?
それでは、さっそくですがお墓参りの際のお線香の火の消し方についてのクイズを出題します。
お線香の火でやってはいけない消し方は次のうちのどれでしょうか?
A 口で吹き消す B 振って消す C 手であおいで消す
一般回答率94%の常識問題。
答えはAの口で吹くです。
最近もうちの息子が「ふーっ」と口で線香の火を消そうとしていたので「誕生日のロウソクとは違うんだよ!」と教えました。
皆さんの中にも昔、親からそう教わった記憶のある方が多いかと思います。
だけど大人でもとっさにお線香の火を口で吹いて消してしまうことはたまに見かけます。
お線香に火を着けると一気に燃え上がってしまうことがあります。
そうなると慌てて、ついつい口で吹いてお線香の火を消してしまおうとしてしまうのですが、もちろんこれはダメな作法になります。
子供がやるなならまだしも、大人がお線香の火を口で吹き消しているのを見ると「あちゃ~」と思ってしまいます。
これは、たぶん私だけでなくてなにせ94%の日本人が知っていることですから、他の方も同様に思っている方は多いでしょう。
口からでた息は仏教では穢れたものと考えられている
それでは、なぜ線香についた火は口では消していけないのでしょうか?
それは、口からでた息は仏教では穢れたものと考えられているからなのです。
お坊さんが仏様・ご先祖様にお供えをする時は、最大限その物を清めてからお供えをするそうです。
穢れがつかないように配慮をしてお供えをするが、その中でも最も穢れがつくのは口で吹くこと。
仏教的には線香を火で消すのはタブーなんですね。
なので、線香は口で吹き消さず、振って消すか手であおいで消します。
いくら、線香の火が強く出ていると、とっさに口で吹きたくなるかもしれませんが、気を付けましょう。
束のままお線香に火をつけると特に消えにくいんですよね。
画期的な火消し方法がありますので、ぜひ、実践してみてください。
簡単にお線香の火を消す方法!
お線香についた火がなかなか消えない経験をしたことがある方はけっこう多いと思います。
とくに束で着けた際には、消えにくいどころか燃え上がってしまうこともあります。
そんなお線香についた火を消すのには、コツがあります。
ついつい横に振ってしまいそうですが、そうするとさらに燃え上がって指がアチチチチなんてことになりかねません。
お線香は立てて持って、縦に振るとすぐに火が消えます。
20㎝から30㎝ぐらい、素早く真下に振る。
そうすると、あっという間にお線香の火が消えます。
簡単ですし、見た目にもスマートです。
ほんとうにあっけないぐらい消えますので、ぜひ、試してみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
お線香に火をつけてしまって、焦って口でフーフー吹いてしまうのは、仏教的に穢れがつくとされるのでタブーです。
また、お線香の火を消すのには、線香を立てて持ち、縦方向に振ると直ぐに消えます。
ぜひ、参考にしてみてください。
お線香の火のつけ方については以前、紹介させていただいています。
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