茨城県人限定の情報です!
いろいろと時代の転換点ですが、これから茨城でお墓を建てる人には茨城県産の墓石がおススメですよーという話です。
世の中の情勢が目まぐるしく変化している昨今ですが、お墓事情も変わってきていて、少し前の時代の常識が通用しなくなってきています。
9割が中国産墓石と言われる墓石市場ですが、これまでは、安価な中国産墓石でお墓を建てるケースが多くありました。
ところが、中国経済の発展、人件費の上昇、円安などにより価格が上昇しています。
その結果、国産墓石が相対的に安くなり、特に茨城県産の墓石の価格競争力が出てきているのです。
高品質な、故郷の石でお墓を建てる。
茨城には稲田石や真壁石といった、日本を代表するブランド銘石があります。
今回は、その茨城県産墓石を購入するメリットとどのように購入したら良いのかについて紹介していきます。
目次
【茨城県限定】9割が知らない新時代のお墓の選び方
お墓事情は目まぐるしく変化してきています。
少子高齢化が進む中で、都市部を中心に従来の墓石でない樹木葬や永代供養墓などを選択される方も増えています。
でも、茨城県においてはまだまだ墓石がコスパが良いケースが多いです。
なぜならば、何人でも入ることができるから。
樹木葬や永代供養墓だとその都度費用が掛かります。
承継者がいる場合、従来のお墓を選択した方が価格を押さえられた上に満足度が高くなる傾向にあります。
いわば従来のお墓は一戸建て。家族のお墓があるのはありがたいものです。
茨城県産墓石が中国産のミドルクラスの価格帯に
9割を占めていた中国産墓石が、値上がりしてきて、相対的に国産墓石がお買い求めしやすくなりました。
特に茨城県産の墓石は、中国産墓石のミドルクラスぐらいの価格帯になってきています。
茨城県産の墓石は、元々国産墓石の中では低価格帯でした。
それは、関東平野にぽこんとある山で採掘できるからで、切り出しやすく、輸送が容易だからです。
その上で、茨城県産の墓石は高品質です。
国産墓石の使命は、高品質であることです。
なぜならば、人々が国産墓石に求めるものが高品質だからです。
安価な中国産墓石と同等の品質では、お客様が納得してくれません。
高品質な茨城県産の墓石
茨城県産と中国産の御影石を10年以上にかけて石質比較実験をしたことがあります。
結果としては、茨城県産の御影石は、経年劣化に強く屋外で使用されるお墓としての用途に向いているというものでした。
具体的には、上記リンク先を参照いただければと思いますが、端的に言うと、以下の3つの理由があります。
- 優秀な御影石:茨城県産の御影石は、6000万年前と形成された時代が若く、鉱物どうしの結合が密である。
- 職人の技能:茨城県の石材加工は、丁寧に磨き上げられているので石肌が傷みにくい。
- 良い石だけ使う:原石の段階で墓石材として適した優良なものを使用している。
茨城県のブランド銘石、稲田石と真壁石
茨城県には日本を代表するブランド銘石があります。
それが稲田石と真壁石。真壁石には小目と中目があります。
私が勤めている羽黒石材工業でも採掘されている稲田石は、白さが美しく、品のある光沢が魅力です。
真壁石は、わびさびのある石目が特徴で、各国の要人を迎えるいわば日本の顔でもある迎賓館赤坂離宮につかわれています。
個人的には、この稲田石と真壁石を組み合わせたお墓が好きで、茨城県の石の魅力を最大限に活かしたお墓になります。
故郷の石が、家族の物語に深みをもたらす
夏の高校野球で、常総学院の応援についつい熱が入ってしまう。
納豆を見ると茨城県人としてのアイデンティティを感じる。
故郷への想いは、いつまで経っても色あせることなく心に深く根差しています。
茨城県産の墓石の魅力は、何と言っても郷土の石であることです。
お墓は家族の物語をつむぐものであり、故郷の石でつくられたお墓は、その物語にさらなる味わいをもたらせます。
また直接、お墓がつくられるストーリ―を見学することもできます。
石が山から切り出され、職人さんが真心を込めて加工する。
その様子を気軽に見ることができるも茨城県産の墓石でお墓を建てる魅力です。
羽黒石材工業では、いつでも見学者を募集しています。
ご希望の方は、会社までお問合せいただくか、ryoryoly@yahoo.co.jpまで直接メールください。
良質な茨城県産墓石を提供してくれる石材店の見分け方
そんな最高な茨城県産の墓石なのですが、どの石材店で建ててもらうのかは大きな問題になってきます。
お墓は、建てた後も石材店とのお付き合いが続きます。
納骨や戒名字彫り、何か埋葬や石に関することで気軽に相談できる地元の石材店があると安心できるし心強いです。
でも茨城県産の墓石を目当てに行くのであれば、石材店選びには注意してください。
故郷の高品質な石でお墓を建てたいというあなたの願いを壊されかねないからです。
何度か、このブログでも書いていますが、現状で9割が中国産墓石で占められています。
つまり多くの石材店が国産墓石をあまり扱っていません。
中には、国産墓石に否定的な石材店さえいます。
だけど、時代が変わっています。
おそらく今後は、中国産墓石に頼ることができなくなっていくでしょう。
中国側に日本向け墓石を輸出するメリットが少なくなっているからです。
儲からない仕事をする必要は中国側にありません。
中国頼りだった石材店は急に変われない
だけど、今まで中国に頼りっきりだった石材店が簡単に変わることはできません。
国産墓石を扱うには、普段から勉強をしてアンテナを張っていないと難しいです。
そんな石材店に行くと「国産墓石は高いだけだからやめときな。」
と言われて中国産墓石を勧められるのがオチです。
また、こんなことを言われるかもしれません。
「今は、国産墓石なんか作ってないよ。」
さらに、こんなことを言うかもしれません。
「世界中で御影石が採掘されているのに日本の石が良いというのはおかしい。石は平等だ。」
ごもっともです。私もそう思います。
でも、こう言い換えることはできないでしょうか?
「だったら、故郷の石を検討材料に加えてもいいんじゃない?」
逆にお客様から国産墓石を遠ざける言動は不平等です。
茨城県人だからこそ、茨城県産の墓石の良さを知ってもらった方が良くないですか?
そこは思いっきり推し墓として、伝えていいと思うのです。えこひいき上等です。
家族のストーリー、故郷への想い、地産地消、地域経済への貢献、職人の技能向上。
茨城県産の墓石でお墓を建てることで様々な恩恵があります。
茨城県人は、茨城県産の墓石をぜひ検討しよう!
いろいろと書いてきましたが、茨城県人にとって茨城県産の墓石でお墓を建てることは、嬉しいことです。
だって故郷の石で、故郷の職人が手掛けているのだから。
そして、高品質で地元に貢献できるのだから素晴らしいことです。
もし茨城県人でお墓の建立を検討されている方は、ぜひ検討してみてください。
近くの石材店で国産墓石を扱っていない、もしくは難色を示す場合には、私にご相談ください。
何件か素晴らしい石材店を知っています。
私が勤めている羽黒石材工業は、茨城県産の墓石の加工卸です。
石材店を紹介することで、受注にもつながり大きなメリットがあります。
コメント