触れる五輪塔「淡雪」~白く美しい日本製のお墓
びしゃん仕上げを施した稲田石の雪のような美しさと
ありがたい五輪塔の力を兼ね備えたお墓、触れる五輪塔『淡雪』のご紹介です。

淡雪とは、春先のふわふわした雪を言います。空高くから綿毛のようにゆっくりと舞い降りてくる雪は、手のひらに触れるとそっと溶けてしまいます。
淡く儚く、そして白く美しい雪が、まるで大切な人との「ありし日の思い出」のように【キラキラと輝き】
あなたを包みこみ、あなたの心を癒し、あなたの想いを満たしてくれます。
そんな願いをこめて名づけられた淡雪。
大切な思い出をじんわりと感じながら、こころからのお墓参りをしていただけることを願っておつくりしました。
淡雪制作に至る想い
ご紹介が遅れました。私は茨城県桜川市にある稲田石を採掘する石材加工卸である羽黒石材工業に勤める中野良一と申します。
私は、稲田石を扱う会社で働く中でずっと夢見ていたことがあります。それは、稲田石の特徴や強みを活かした最高のお墓をつくりたいということ。
稲田石の最大の特徴は、『白さ』です。他に類を見ないその白さは神聖さを帯び、命の聖地であるお墓にピッタリ合います。
そして、その白さは『優しさ』を引き出します。特にびしゃんに叩いた時のその姿は素晴らしいと感じていていました。
稲田石というと、かつては日本で最も利用されている石種と言っても過言ではありませんでした。日本中のあらゆる建築物やお墓に用いられ、最盛期には日本全国津々浦々で利用されていました。
日本銀行・明治神宮・最高裁判所・東京駅etc.
実例を挙げれば枚挙にいとまがありませんが、日本を代表するブランド石なのです。
ところが、近年は安価な中国産石種に押されてめっきり採掘量が減りました。そんな中で、何とか稲田石の魅力を再発掘して提案したいと考えていたのです。
世界に誇れる日本の伝統技術

日本の職人技術は、世界と比較しても目を見張るものがあると良く言われます。それは1つのことを極めようとする美意識からくるもので、それはお墓づくりの姿勢となって現れ、できあがった作品にも息づいていきます。
私たちと同じ文化に育つ日本の職人さんは、私たちの気持ちを汲み取り、丁寧に、そして想いを込めてつくってくれます。
触れる供養という提案~想いをぬくもりに宿し淡雪に触れる。

触れることで大切な人と想いがつながるお墓。「淡雪」は、そんなコンセプトの元に生まれました。
まるで体温を感じるような優しい石肌に、あなたの想いが深く染みこんでいきます。
ぬくもりを通した大切な人との会話。新しい供養のカタチの提案です。
淡雪が全国に嫁いでいます!
まるで娘のように大切なお墓である淡雪が今、北は北海道から南は中国地方までさまざまなところに嫁いでいます。
淡雪は日本一のお墓デザイナーがデザインしています
お問合せ先
- 茨城県桜川市友部958
- 羽黒石材工業株式会社
- TEL 0296-75-2214 FAX 0296-75-1164
- 担当 中野良一
- メール ryoryoly@yahoo.co.jp
淡雪プロジェクトでは触れる五輪塔『淡雪』を販売してくださる代理店を募集しています。詳細は、中野までご連絡ください。
マンガやパンフレットなどのアメニティも豊富です。
思い出は淡い雪のように⇦女性が主人公のハートフルなマンガ
パンフレット








想いをぬくもりに変えて大切な人と会話するお墓
春先の暖かくなり始めたころに降る『淡雪』。空高くからゆっくりとふわふわ舞い降り、地面や手に触れるとスッと消えていきます。それはまるで大切なあの人との淡く儚い思い出のよう。
そんな淡く儚い『淡雪』の情景に、稲田石の雪のように「白く、美しく、そして優しい」びしゃんの石肌を重ねてみました。その愛らしい『白銀比』のデザインと相まって、心温まる「ほっ」とする五輪塔に仕上がっています。
五輪塔『淡雪』は、あなたの想いをしっかりと受け止め、ぬくもりで包み込みます。そして何時でも、何時までも、その場所で、変わらずに、あなたのことを慈愛に満ちた姿で見守ってくれています。(277文字)
最上級の供養塔「五輪塔」
五輪塔は、お釈迦様のお墓が由来の、この世を構成する土・水・火・風・空の五つの原理を表す「広く深い慈悲」をもった仏塔です。そういった理由から、大切な故人やご先祖様に最大限の「感謝の心」を届けられる供養塔としての意味も持ちます。
白で彩られた優しく柔らかい「淡雪」が、さらに五輪塔に神聖さをもたらします。
家族の安らぎの場
長く寒い冬を超えると、やがて桜の花が咲き、生命が芽吹き、あたたかい春が来ます。深く悲しい思い出もいつしか私たちの心の支えとなり、力となり、残された家族を応援してくれる存在となります。
「淡雪」は、そんな家族にとって「幸せの象徴」になることを願ってつくられています。家族の明るい未来を形づくるお墓です。
日本のお墓への原点回帰
五輪塔は、仏教が日本に伝来して初めてのお墓の形とされています。もともとはインドにあったお釈迦様のお墓であるストゥーパが、中国を経て五重塔として日本に伝わり、平安時代末期から石造りの五輪塔として建てられるようになりました。
その後五輪塔は、人々の心を救うありがたいお墓として全国各地に多く建立されるようになり、そして時代と共に少しずつ形を変え、簡略化され、現在多く見られる角柱型のお墓に姿を変えています。五輪塔のお墓を建てることは、日本のお墓のありし姿への原点回帰です。日本人の心の故郷に戻っていくことであり、私たちに深い安らぎを与えると共に、心からの充足感をもたらしてくれます。
五輪塔は人々の憧れ
ありがたいパワーを秘めた五輪塔は、人々にとって憧れの存在でした。だけど石の五輪塔を建てるのは庶民にとって大変なので、代わりに木柱で五輪塔を作るようになり、さらに、現在お墓で良く見られる卒塔婆へと形を変えています。そこには人々の五輪塔に対する熱い想いがあります。加工技術の発達していなかった昔は、五輪塔は本当に高値の花でしが、今はずっと憧れの五輪塔が身近になっています。
五大思想を表す仏塔
五輪塔は、万物をつくるとされる地・水・火・風・空の五大要素を表した石塔であり、ご先祖様に最高の供養の心を表すことができるお墓になります。また最高の供養をすることで私たちにも様々な恩恵があります。地【物事に動じない強さ】ー大地・地球を意味し、固い物、動きや変化に対して抵抗する性質。水 【流れるようなしなやかさ】– 流体、無定形の物、流動的な性質、変化に対して適応する性質。火 【力強い情動】– 力強さ、情熱、何かをするための動機づけ、欲求などを表す。風【大きく羽ばたく】 – 成長、拡大、自由を表す。空【心穏やかな悟りの境地】ー何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所。
人は2度死ぬ
「人は2度死ぬ」という言葉があります。1度目は肉体的な死。そして2度目は忘却による死です。すべての人が、その人の存在を忘れてしまった時に、本当に人は死ぬということです。
お墓の目的は、故人との大切な思い出を育て、一緒に歩むというところにあります。いい思い出ばかりではないでしょう、辛い思い出、悲しい思い出もあり、やがて時と共に変化し、お墓との向き合い方も変わります。
それは故人と共に成長し、歩んでいるということなのです。そんな家族の礎として五輪塔は想いをゆだねることができます。
故人だけではない先祖も供養するためのお墓
「人は2度死ぬ」と言いますが、実は日本には忘れてしまったご先祖様を大切にする素晴らしいシステムがあります。祖霊として神格化しご先祖様を大切に祀ってきました。
日本は古くから神社やお寺で先祖供養を願い、お盆の頃には、夏祭りや盆踊り、精霊流しや送り火を焚き、先祖に祈りを捧げてきました。普段はお浄土や山奥にいらっしゃるご先祖様ですが、お参りをすると私たちのそばに来てくださいます。
五輪塔は、そんなご先祖様たちを最大限にもてなす供養塔でもあるのです。
現代の五輪塔
古くはお釈迦様のお墓がルーツであり、日本においては平安時代から作られている五輪塔。歴史は重みとなり、五輪塔に力と深みをもたらします。
そして、現代において「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」温故知新な五輪塔ができあがりました。伝統的な五輪塔の良さを引き継ぎながら、新しい優しさを感じるフォルムと今の日本人に合ったコンセプトを含んだお墓です。
家族とご先祖様とを結ぶ「未来のしあわせを創るお墓」最上級の供養が私たちを明るい未来へと運びます。
白くて神聖な稲田石
日本の法の最高機関である最高裁判所に利用されている稲田石。白は清らかな色であり、また神聖さを秘めた色でもあります。明治神宮を始めとして神社やお寺でも多く取り入れられる他、東京駅から皇居につながる石畳を担うなど、日本を代表する銘石です。
びしゃん加工の魅力
稲田石はびしゃん加工を施すことで、さらに白く美しく輝きを増します。石肌に素朴さと優しさをもたらし、思わず触れたくなるぬくもりを与えます。
石工の伝統技術
淡雪の包み込まれるような優しい石肌は、日本の石工によって刻まれています。卓越した技術により鮮やかに五輪塔が作られていく過程は見ているだけで魅了されます。
そこにあるのは「伝統の重み」と自分が納得できる作品を納めたいという「プライド」。1つ1つのびしゃんに想いをのせ、願いを込めてつくります。
お墓を知る墓石デザイナー
グリーフケアを積極的に学ばれ施主様の気持ちを汲んだ墓石設計が得意な榊原さん。第25回全優石お墓デザインコンテスト大賞を受賞されています。