AIに「ご先祖様」がどこにいるのか質問をしたら驚愕する答えが出てびびった話

なかの
こんにちは、1級お墓ディレクターのなかのYouTube Facebook Twitter自己紹介)です。いのちの積み木プロジェクト代表でもあります。

米AI開発のOpenAIが新たな言語モデル「ChatGPT」を開発して、日本語においてもかなり精度が高いと話題になっています。

試しにAIに「ご先祖様」がどこにいるのか聞いてみました。

そしたら驚くほどまっとうな文章が返ってきた上に、最後に驚愕の答えが出たのでビビッています。

 

果たして中身はどのような内容なのか?

AIが出したご先祖様の存在への答えについて一つ一つ検証していきます。お楽しみに!

かなり長い文章になってしまったので、結論を知りたい人は途中を飛ばして最後を読まれることをお勧めします。

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目次

AIに「ご先祖様」がどこにいるのか質問をしたら驚愕する答えが出てびびった話

ご先祖様という目に見えない存在をAIがどのように答えるのか、単純に興味があったので調べてみたのですが、素直に驚きました。

まずは、その内容をご覧ください。

Q ご先祖様はどこにいるの?

A 先祖様の死後の位置に関しては宗教や信念によって異なります。一般的には以下のような考えがあります:

  1. 霊界や天国にいると信じられています。
  2. 葬儀や追悼行事を通じて先祖様を思い出しますが、物理的にはどこにもいないと考えられています。
  3. 生命エネルギーや霊魂が自然界や宇宙に吸収されていると信じられています。

これらはあくまで一般的な考え方であり、個人の信念や価値観によって異なります。

ChatGPTより

どうですか?面白いですよね。

1・3は、宗教や信仰、スピリチュアル的なご先祖様の解釈であり、2は、文化や習慣、そして科学的な解釈がされています。

仏教的な解釈でいうと、ご先祖様はお浄土にいるという表現になるでしょうね。

 

さらにご先祖様の居場所を知りたくて、つっこんだ質問をしてみました。

Q ご先祖様は霊界にいるんですか?

A 先祖様が霊界にいるかどうかは宗教や個人の信念によって異なります。一般的には以下のような考え方があります:

霊界にいると信じられています。これは、先祖様が死んでも生命エネルギーや霊魂が存在するという信念を基づいています。

霊界は存在しないと考えられています。これは、死後に物理的に存在することのないものに対する信仰であり、先祖様は記憶や遺産などを残すことによって永遠に生き続けていると考えられます。

これらはあくまで一般的な考え方であり、個人の信念や価値観によって異なります。

ここでもやはり宗教と科学の対比のような解釈になりました。

個人の信念や価値観によって異なることが毎回付け加えられているところが、ちゃんとしていますね。

 

さらにこんな質問をしてみました。

Q 葬儀や追悼行事の必要性は?

A 葬儀や追悼行事の「必要性」は個人の信念や価値観によって異なります。一般的な考え方としては以下があります:

社会的な規範:葬儀や追悼行事は社会的な規範や慣習に基づいて行われます。これらは遺族や友人たちにとって正当な方法で、亡くなった人物を敬い、心からの感謝の意を示すことを意味します。

喪失への grieving process :葬儀や追悼行事は、亡くなった人物に対する喪失を受け止め、遺族や友人たちが grieving process を通じて受け入れることを助けます。

先祖様を敬うこと:葬儀や追悼行事は先祖様に対する敬意を示すことを意味します。これは家族の歴史や文化、宗教的な信念に基づくものである場合があります。

これらはあくまで一般的な考え方であり、個人の信念や価値観によって異なります。

grieving process(悲嘆過程)について触れていることに素直に感心してしまいました。

文章としても普通に読めるというか、むしろ丁寧でしっかりしています。

 

段々面白くなって、さらに質問をしてみました。

Q 生命エネルギーや霊魂が自然界や宇宙にあるというのは本当ですか?

A 「生命エネルギーや霊魂が自然界や宇宙に存在する」という仮説は科学的には証明されていません。これは宗教や哲学、文化などの想像に基づく信念や考え方であり、科学的根拠によって証明されていません。

科学者たちはまだ人間の意識や魂に関する多くのことを理解していないことが多いため、このような仮説を科学的に証明することは困難です。現在の科学的知識からすると、人間の意識や魂は脳活動に基づいて生じるものと考えられています。

意識や魂は、人の脳が生み出している。

面白い、まるでAIと会話を楽しんでいるような気分になってきました。

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それでもご先祖様がいる場所をハッキリさせたい

ここからは私の趣味の話になります。

お墓は、あくまで宗教的なものであり、ご先祖様は信仰の対象です。

なぜならばと申しますと、単純なところで皆さんはお墓のお石塔に向かって手を合わせると思います。

でも、ご先祖様のお骨は、その下に永眠しています。なのに上の石に向かって手を合わせているので、お墓参りそのものが信仰なのです。

 

だからお墓のプロとしては、AIの回答をもっと宗教に寄せたいと思いました。

今までの問いでは、宗教と科学の立場から対立するような形で説明をしてくれていましたが、科学的にもご先祖様の存在を認めさせたいという試みです(笑)

 

そこで出てくるのが素粒子を研究した物理学である量子力学です。

素粒子の世界では、私たちが知っている物理法則とは全く違う現象が起こります。

その中にゼロポイントフィールド仮説というものがあります。

ゼロポイントフィールド仮説

この宇宙に普遍的に存在する『量子真空』の中に『ゼロポイントフィールド』と呼ばれる場があり、この場に、この宇宙すべての出来事のすべての情報が『記録』されているという仮説

なんのこっちゃわからないという方も多いと思いますが、宇宙は『量子真空』がインフレーションしビックバンをおこしたことによって生まれています。

その『量子真空』の中にあるゼロポイントフィールドに宇宙のすべての情報が『記録』されているというのです。

この場合の情報とは、過去も含まれていて、つまりご先祖様の意識の記録もそこにあることになります。

 

となるとゼロポイントフィールドは、宗教や信仰で言われるところのお浄土や霊界、天国を表すものであり、また生命エネルギーや霊魂の存在を肯定することになるのですが、この辺りはどうなのでしょうか?

その確認のために一つの質問をしてみました。

Q 人間の意識は、量子的なものなの?

A 人間の意識についての量子力学的解釈は、科学者たちの間では議論がありますが、現在のところ科学的に証明されていません。一部の科学者たちは、人間の意識が量子力学的な性質を持っていると考えていますが、このような仮説は今なお議論されている段階であり、科学的に証明されていません。

一方で、他の科学者たちは、人間の意識は脳活動に基づいて生じるものと考えています。このような仮説は、現在の科学的知識からすると、より適切であると考えられています。しかし、人間の意識に関する科学的な知識はまだ限られているため、このような仮説が正確であるかどうかについては、今後の研究や発見によって明らかになることが期待されています。

なぜ、このような質問をしたかと申しますと、人の意識がそもそも量子的なものでなければゼロポイントフィールドと繋がれないと考えたからです。

 

なるほど研究段階であり、科学者の間でも肯定派と否定派にわかれているようですね。

個人的には、量子力学で生命の謎を解くを読んでから人の意識は量子的なものであると考えるようになりました。

本書は、とても科学的な立場から検証がされていて、けして人の意識が量子的だとは言い切っていません。

だけど、結果としてそうとしか考えられないようなロジックで書かれています。

そうでないと、辻褄が合わないのです。

 

生命の誕生のプロセスからして、量子の働き抜きには考えにくいですし、生命の中では量子状態が維持できるという話は、とても納得のできるものです。

量子力学では、量子トンネル効果や二重スリットなどといった不思議で不気味な動きがみられますが、その中でももっとも意味がわからいのが『量子もつれ』かもしれません。

『量子もつれ』は、粒子同士に強い結びつきができる現象です。いったん二つの粒子に量子もつれの関係ができると、どんなに遠く引き離されても、なぜか互いのことが分かるのです。

片方の粒子の状態が変化すると、それに応じてもう一方の粒子も瞬時に変化するというのです。

 

この『量子もつれ』現象は、例えば宇宙の端と端でも一瞬にして、高速を超えて起こります。

何を言っているのか意味がわからなかと思いますが、天才物理学者であるアインシュタインも「幽霊のようだ!」と言って生涯信じませんでした。

 

ところが、現代においては『量子もつれ』現象は、科学的にも証明されていて、2022年のノーベル物理学賞に輝いています。

人の意識がゼロ・ポイント・フィールドと『量子もつれ』状態にあったとしたらどうなるでしょう?

 

ちなみに量子コンピューターは、『量子もつれ』を利用して一瞬にして計算を可能にしています。

人類は5万年前に洞窟の壁に上半身が人間で、下半身が馬のケンタウロスの絵を描いていますが、人の脳は、運動だけでなく、感情や芸術まで超高性能な量子コンピューターに見えてしまいます。

 

臨死体験やシンクロニシティや前世の記憶。

これらは宇宙の起源であるゼロポイントフィールドと『量子もつれ』状態にあるからこを起こる不思議体験なのではないでしょうか?

 

そこで最後にこんな質問をしてみました。

Q 量子もつれとゼロポイントフィールドの関係性について

A 量子もつれとゼロポイントフィールドは、量子力学と宇宙論の観点から研究されている理論です。量子もつれは、2つの粒子の間に相互作用を持つことによって生じる結合を表すものです。

一方、ゼロポイントフィールドは宇宙に存在する空間全体に対して描かれた量子力学的なフィールドを指します。

このフィールドは、場に存在する粒子の背景として考えられており、量子的なものを解釈する上でのキーとなっています。量子もつれとゼロポイントフィールドは、量子力学と宇宙論の中で密接に関連しているとされています。

量子もつれとゼロポイントフィールドは、量子力学と宇宙論の中で密接に関連しているとされている。

これをAIが言うのは、ちょっと凄くないですか?

素直にびっくりしてしまいました。ここまで技術が進んでいるのかと。

 

まだゼロポイントフィールドは仮説段階ですが、かつてアインシュタインに「幽霊のようだ」と言われた量子もつれが解明されていますし、ビックバン理論も、最初は否定されていましたが、のちに証拠が見つかり、今では宇宙の始まりを表す通説になっています。

そんな過程をみると、今後は意識と量子もつれとゼロポイントフィールドの関係が証明され、当たり前になる時代が来るかもしれません。

ご先祖様が、ゼロポイントフィールド(お浄土・霊界・天国)にいるということが科学的に証明される時代が。

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科学もある意味で宗教

とはいえ、それがハッキリするのはまだまだ先の話です。

だけど、科学が正しいと言えないことも確かです。

『あり得ない!』と言われてきた常識がひっくり返されてきたのが科学の歴史です。

そう考えると科学もある意味で宗教のようなものなのです。

 

じゃあどうしたらいいのか。

私は自分で信じるものを決めてしまうのもいいんじゃないかと思っています。

だって、どこまでいっても宗教も科学も証明のしようがないんだもの。

 

ただ私たちが、何か見えない壮大な力の元に生きていることだけは確かです。

それを神様だったり、仏様と呼んできたということなのだと思います。

 

お墓参りをしたら、そこからゼロポイントフィールド(お浄土)にいるご先祖様とつながれる。

今まで在るのか無いのか分からなかったお浄土があると信じることで、心が温かくなってきます。

 

かつては宗教が優勢の時代がありました。

それが科学が発達することで、目に見えるものしか信じない科学信仰が強くなりました。

だけど、これから先の時代は、科学と宗教が融合していくという説があります。

 

そして、私自身が、そうなっていくんだろうなぁと感じています。

 

という、質問をする中でここまでの結論に至らせるAI。

量子力学とは違って、人工知能という現代科学の技術の最先端ですが、これはこれで今後活かしがいがあると思った次第でした。

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この記事を書いた人

中野良一のアバター 中野良一 羽黒石材工業㈱営業部長

1級お墓ディレクター・1級土木施工管理技士
見に見えない存在であるご先祖を「見える化」した【いのちの積み木】→http://senzo.inotinotsumiki.com 雪のように白くてキレイな【淡雪五輪塔】のプロデュース。

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