本日は、〇〇からお墓を購入すると絶対に損する!ということで鼻息も荒くお話をしていきます。
既に、YouTubeでアップして反響を呼んでいる内容でもあります。
〇〇でお墓を購入すると損するとは、いったいどこで購入すると損をすることになるのか。
多くの石材店が言いたくても言えない、ある意味、業界の闇の部分について解説していきます。
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目次
〇〇からお墓を購入すると絶対に損をする
○○からお墓を購入すると絶対に損をする。
あまりもったいぶっても仕方がないので答えをお教えしますが、それはポータルサイトからお墓を購入すると損をするということです。
ポータルサイトとは何ぞやという話ですが、例えばYahooなどの様々なコンテンツへの入口(玄関口)となるWebサイトのことを指します。
このお墓バージョンのポータルサイトが存在し、そこを経由すると紹介手数料が発生するために消費者がそこを通じてお墓を購入すると損をする仕組みになっています。
お墓ポータルサイトでは全国の霊園・墓地情報が網羅されていて、ユーザビリティ(視認性)も良く、資料請求がワンボタンで出来ます。
またお墓を依頼する墓石販売店にも一括で見積依頼ができるので便利です。
これらのお墓のポータルサイトは、資本力のある大手が手掛けていることもあり、SEO対策もバッチリで、検索すると上位に来ます。
またリスティング広告も出しているので、お墓について検索をすると最初に目につくようになっています。
つまり一般の方がお墓の情報をwebから得ようとすると、ポータルサイトに行く仕組みが出来上がっているのです。
お墓ポータルサイトの罠
そんなお墓ポータルサイトですが、何が悪いのかと申しますと、けっこうな比率で紹介手数料を取ることです。
幅はあるようですが、霊園・墓地やお墓の売上の20~10%程度はマージンとして持っていくようです。
例えば、100万のお墓であれば20万円をお墓のポータルサイトが持っていく。
かなりの金額ですよね。当たり前ですが、直接、墓石販売店で値段交渉をすれば80万円で済んだかもしれません。
20万円は、お墓の価格に反映されない中間業者に支払うお金になります。
これは、一般墓も永代供養墓も合祀墓も室内納骨堂も樹木葬も同じです。
金額の大小によって、お墓ポータルサイトに支払うマージンが変わるそうですが、いずれにしても無駄なお金を払うことには変わりがありません。
お墓ポータルサイトのサービスは紹介手数料に見合ったものではない
世の中に仲介手数料で生活を営んでいる商売は沢山あります。
例えば、不動産会社がそうですが、家主と顧客の間に入って、広告・宣伝を行い、不動産案内、契約業務まで代行し、場合によっては値下げ交渉まで応じます。
家主にとっても顧客にとっても嬉しいサービスであり、無くてはならない存在です。
ちなみに不動産売買の仲介手数料は、宅建業法(宅地建物取引業法)という法律で上限額が定められています。
仲介手数料の上限額は、物件価格によって異なります。
不動産の売買額が400万円を超えた場合
物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税不動産の売買額が200万円超~400万円以下の場合
物件価格(税抜)×4%+2万円+消費税売買代金が200万円以下の場合
物件価格(税抜)×5%+消費税
では、お墓ポータルサイトはどうなのでしょうか?
20%~10%もの紹介手数料は果たして妥当なのでしょうか?
個人的には、単なる紹介業であり、不動産のように仲介とは意味が異なります。
それで20%~10%というマージンを支払うのはハッキリいって法外だと感じます。
[ad#co-2]お墓ポータルサイトの実態
お墓ポータルサイトの強みは、なんといっても豊富な人材と資本力でしょう。
それを元にwebサイトの一丁目一番地を占有し、消費者が調べる際にまず目を通すような仕組みを作り上げています。
web検索の上位を占めることで、消費者の目につきやすいし、霊園・墓地の情報がわかりやすくまとめられていてユーザビリティもいいです。
お墓に関する様々な情報もよくまとめられていて関心するほどです。
広告・宣伝という能力に関しては長けているといえます。
だけども逆をいえば、それだけだともいえます。
お客様のお墓に直接反映するようなサービスがありません。
中身がない、内容がない、胡散臭い。
とても20%~10%もの紹介手数料を払う価値はありません。
具体的に説明をしていきます。
お墓のポータルサイトが胡散臭いわけ
お墓のポータルサイトは、中身を知れば知るほど胡散臭く感じてきます。
実際に仕事をしている墓石販売業者からすると、やたらとFAXやメールでやたらと協力会社を募集してくるので「また送られてきたよ~」といった感覚です。
お墓ポータルサイトのうたい文句として、「安心できる石材店を紹介する」という言葉がありますが、とくに審査などはありません。
高品質とか、施工が安心できるとか、健全な経営をしているとか、そんな基準は毛頭ありません。
とにかく、地元で草の根的に仕事をしている墓石販売業社との協力体制が欲しいのです。
これには大きなわけがあります。
不動産屋は地域に根差して、物件を知っていて紹介サービスをしています。
地元の不動産に詳しくなければ商売が成り立ちません。必要とされる健全な商売ですよね。
ところがお墓のポータルサイトは、地方の墓地事情なんて知りません。
知るはずもないんですよ。だってwebで広告・宣伝をしているだけなのだから。
地方の草の根的な部分をカバーをするのは、その地域の霊園・墓地事情を知っている業者です。
つまりお墓のポータルサイトは、完全に地方の墓石販売業者頼りなシステムなわけです。
だからFAXやメールで、協力会社を募るわけです。
その上で、しっかりと紹介手数料を取ります。
結局は、足で地元の墓石販売業者と打ち合わせをする
何度も言いますが、お墓ポータルサイトは地元の墓石販売業者にお客様を紹介するだけです。
つまり消費者は具体的に話を進めるなかで、地元の墓石販売業者と打ち合わせをする必要が出てきます。
これって、お墓ポータルサイトが介在する意味があるのでしょうか?
最初から、地元の霊園・墓地を回り、墓石販売店に訪問しても同じではないでしょうか?
お金を払ってまで、お墓ポータルサイトを通す意味があるのでしょうか?
お墓ポータルサイトは、web上位を占めることで影響力を持っているだけ
要するに、お墓ポータルサイトは、web検索上位を独占することがすべてであり、それによって得た影響力を行使しているわけなのです。
これが悪いことなのか?と問われれば、そんなことはないと思います。
webが発達する中で、そこに目を向けて市場の寡占化・独占化をもくろむ。
資本主義経済の中で自然な姿ともいえます。
Amazonなんかがそうですよね。web上の通販市場を世界的に独占しています。
ただAmazonはサービス内容が消費者にとってメリットのあるものになっています。
品揃えが豊富だし、翌日に配送される仕組みは、消費者にとってありがたい。
価格も市場価格とそん色がないばかりか、ブラックフライデーなどでお得に買える日もあります。
お墓ポータルサイトには、そんなメリットはありません。
今までは、お墓を購入するとなると消費者が直接、墓石販売店に訪問していたところに、中間業者として入り込んだだけです。
個人的に、内容がないサービスは消費者にとっても優しくないので淘汰されていくべきだと感じています。
この記事は、より消費者に賢くなってもらうために書いています。
[ad#co-3]本当に安くて良いお墓を購入する方法
〇〇からお墓を購入すると絶対に損する~墓石の価格の落とし穴ということで紹介してきましたが、本当に安くて良いお墓を購入するには、直接自分で足を使って調べるしかありません。
お墓ポータルサイトを経由しても、けっきょくは地元の墓石販売店に訪れることになります。
それで、20%~10%もの紹介手数料が取られるのはバカバカしいでしょう。
私が思う『良い石材店』のポイントを3つ上げさせていただきます。
- アフターサービスがしつかりしている石材店
- 地元に密着し、地域活動で貢献している石材店
- 勉強熱心でマメに情報発信をする石材店
こちらの記事を参考にして探してみてください。
その他、お墓の価格に関するリンク記事を張っておきます。
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