【お墓の価格の見える化】不透明な価格の理由を初心者にもわかりやすく解説

お墓の価格の見える化

「お墓の購入を検討しているけど、見積り依頼を出したら思った以上に高かった!」

墓石の費用が高額だと感じる人がけっこう多いようです。だけどそれはお墓の価格に関する知識が少ないところからくるのかもしれません。

お墓に関する価格については、ちょっとだけ複雑な事情があります。なので【お墓の価格の見える化】をするために、それらの比較ポイントについてわかりやすく整理して解説していきます。

お墓が高すぎる!と思った時に比較すべき6つのポイント

  1. 霊園の形態による違い
  2. 区画の大きさによる違い
  3. 石の種類による違い
  4. デザインによる違い
  5. 石材店による違い
  6. 施工環境による違い

お墓の価格は、墓石そのものだけでなくそれを取り巻く環境も考慮しなければなりません。

この記事は、お墓初心者が誰でもわかりやすくお墓の価格のポイントを整理して考えることができるようになることを目的としています。知らないで契約をしてしまうと後で後悔することにもつながりかねませんし、実際に後悔されている方からのご相談にお答えすることも多いです。

実際に実務に精通している1級お墓ディレクターである中野が、初心者が混乱しがちなポイントを踏まえて、なるべくわかりやすく説明していきます。

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お墓が高すぎる!その不透明な価格の理由を教えて!

車やスマホなどの技術の集大成のような商品であれば、値段に納得される方も多いと思うのですが、令和の時代に入っても変わらずアナログでローテクなお墓は、これらの現代文明の利器と比較するととても割高に感じる人が多いようです。

そんな墓石の価格の内訳について誰でもわかりやすく解説していきます。

①霊園の形態による違い

まずはお墓を建てる霊園の形態がポイントになってきます。

なぜならば選択をした霊園によっては、墓石の価格に見えないマージンが乗ってくることがあるからです。例えば同じ石材店で、同じお墓の図面であっても、霊園によって価格が変わることがあります。これが最もお墓の価格を不透明にしている要因と言えるでしょう。

一般的に以下の3種類の霊園から選択することになります。

  • 公営霊園
  • 民間霊園
  • 寺院墓地

公営霊園は自治体が管理する墓地で、基本的に該当自治体に住所があり遺骨がある方であれば建てることができ、価格は比較的安めです。

民間霊園は、寺院などが母体であり宗派不問で誰でも建てることができますが、主に石材店や不動産屋が霊園開発に係わり、指定された石材店でしかお墓を建てることができな指定石材店制度をとっています。そのため、相見積もりになることがないので墓石の価格はやや高めの傾向にあります。

寺院墓地ですが、最近は宗派不問で檀家にならなくても良い区画を設けるお寺も出てきましたが、一般的には檀家になることが条件の墓地が多く、また民間霊園と同様に墓地の開発に石材店などが絡み指定石材店を設けている場合もあります。かと言えば、指定石材店もなく掘り出し物的に墓地区画が安価な場合もあるので、実際に足を向けて調べてみないとわかりません。

あとは、お寺は地域に密着したものであり、石材店も地域に根差した経営をしています。なので、石材店の社長がお寺の総代だったりと、色々としがらみがあることも事実です。だけどその分、信頼関係が無ければ成り立たないので、後々まで面倒を見てくれ安心できる面もあります。

これらの霊園の選択は、地域性が反映され、例えば自治体によっては受け皿となる公営墓地が不足しているところもあります。

また単純に金額だけの比較でなくて、近場であれお墓参りに行きやすいですし、民間霊園・寺院墓地であれば、きちんとお坊さんに永代供養していただけます。

承継者がいる・いない・先々どうなるのかわからない

お墓の購入を検討する際に悩ましい問題として、承継者の不在、もしくは子供が都市部などに移りすんでいたりして先々わからないといったことがあげられます。

最近の霊園では、永代供養付きのお墓もあり、承継できなくても墓じまいをしてくれ、後々遺骨を合同埋葬施設に移してくれる循環型の機能を備えているものもあります。この場合には、前もって将来墓じまいをする費用を含むのでその分は高くなりますが、後のことを心配しないで安心してお墓を建てることができるという大きなメリットがあります。

霊園の選択は、上物のお墓の価格にも反映されますが、トータルで考えてより良い選択を考慮する必要があります。

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②区画の大きさによる違い

家を建てる時のことを想像してもらえばわかりますが、大きな家を建てれば当然、価格も高くなります。当たり前の話ですが、お墓も同じです。墓地区画が広ければ広いほど、建てるお墓が大きくなり価格も高くなる傾向にあります。

なので、なるべく価格を抑えてお墓を建てたいのであれば、墓地区画の大きさを良く確認しましょう。

③石の種類による違い

材料の違い、石の種類の違いによっても価格がかなり変わってきます。大まかに分けてお墓に用いる石の産地は、日本・中国・インドになりますが、ざっくりと価格順にならべると日本>インド>中国になります。

工業製品や農産物は、中国と比較して国産だと高くなることは皆さんも日常生活の中で感じていることだと思いますが、同様に墓石も国産だと高くなります。

中国産は、なるべく価格を抑えてお墓を建てたい方に向いています。反対に品質や安心という意味では、国産墓石の価値は高く、ご先祖様を祀るという意味からも相応しいと言えます。

最近の墓地区画は小さくなってきたこともあり、お石塔だけでも日本製にしたいというニーズもあります。

④デザインによる違い

墓石は職人の技量に左右されるローテクであり、複雑な加工になるとその分だけ人件費も掛かることになります。なので、価格を抑えたいのであればなるべくシンプルなお墓にすることが求められます。

シンプルなお墓とは、一般的な形のお墓、角柱タイプの和形のお墓や横に広い洋型のお墓だと価格を抑えられます。一方でデザイン墓石や蓮華返花などの加工を加えると価格は高くなります。

⑤石材店による違い

石材店と一口に言っても経営形態は各々違います。チェーン展開をするような大型の石材店と家族経営的な地元密着の石材店とでは墓石の価格のつけ方も変わってきます。また石材店ごとに特色があり、石の質にこだわる石材店があれば、しっかりとした耐震施工にこだわる石材店もあります。また、クオリティへのこだわりはほどほどにして、価格の安さをメリットに押す石材店もいます。

個人的には、こういった事柄を顧客に合わせて柔軟に対応できる石材店がよろしいかと思います。よく話を聞いてくれて、こちらの希望を読み取りながら良い提案をしてくれる石材店を選択するのがよろしいかと思います。

⑥施工環境による違い

最後に、お墓の価格には施工環境が大きく係わってきます。広い通路で施工がしやすい霊園であれば費用が掛かりませんが、山の中腹の歩いていくのも困難な墓所であれば施工が大変になるので、その分費用が掛かります。

また、地盤が悪く軟弱地盤でありほっといても地盤沈下の恐れがあるのであれば、地盤改良工事を行う必要が出てくるので価格が高くなります。

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お墓の価格の見える化のまとめ

【お墓の価格の見える化】ということで、お墓初心者にとってわかりにくい価格について、解説してきました。

お墓の価格を最も不透明にしているのは、霊園の形態による違いです。霊園の開発費用などのマージンが乗ってくるので、全く同じお墓を建てたとしても霊園によって価格が変わります。

また石種によっても大きく変わります。この辺りは、石材店に相談してみてください。

 

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