あなたのお墓参り作法は間違いだらけかも!?
2017年8月1日にテレビ朝日で放送された林修の今でしょ!講座3時何SP。
その中で行われた最新!お墓参り検定2017年の「お墓のくぼみのお供え編」についてまとめてみました。
ちょうど何かが収まりそうなお墓のくぼみ。
一般正解率28%!
われわれ石屋さんからすると、そんなに知らないことがショック!!
みんな当たり前に知っているものだと思っていました。
お墓のくぼみは、水鉢と呼ばれます。
この名前でネタばれしているようなものですが、名前の通り水を入れるところです。
なぜ、水を入れるのか?そこには深い意味があるんですね。
お墓の水鉢についてしっかりと説明をしていきたいと思います。
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目次
あなたの作法は間違いだらけ?お墓参り検定
問 お墓のくぼみにお供えするものはどれ?
A 水 B 線香 C 食べ物
100人の一般回答者の正解率28%の問題です。
先にネタバレしてしまいましたが、正解はAの水です。
くぼみが何の目的か考えたこともない方が多いことに驚きました。
われわれ石屋さんは、水鉢という名称で頭に入っているので、当たり前のように水を貯める場所だと知っています。
でも多くの一般の方は、食べ物を供えたり線香の置き場所にピッタリだと思ってしまうようです。
ちなみに、林修さんは線香を置くところと言っていました・・・マジカ!
香炉がちゃんとあるので、それはあり得ないんですけどね。
そもそも石の上に直接、線香を置くのは止めましょう。
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お墓の水鉢はご先祖様を映すためのもの
水鉢は、なみなみとひしゃくで水を注いて満たします。
そうすることで水鏡をつくるんですね。
番組内で講師をされていた栃木県宇都宮市光琳寺副住職である井上広法先生のお話によると、水は、この世とあの世をつなぐ聖なるものとされています。
水鏡をつくることで、そこにご先祖様が姿を映してくれるかもしれないそうです。
この問題の正解率が28%ということは、世の中の多くの方がお墓参りの際に、水鉢に水を注いでいないということですよね。
これは、由々しき問題です。
お墓のくぼみ=水鉢には、しっかりと水を貯める
お墓参りの際には、これを実践しましょう!
水鉢がないお墓ではどうしたらいい?
最近の洋型のお墓だと水鉢がないものもあります。
そういった場合には、ご先祖様を映すために水鉢に水をはって水鏡をつくることができません。
そのような場合には、湯呑などで代用します。
故人が愛用していた湯呑なら尚よろしいようです。
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まとめ
お墓のくぼみにお供えするものはどれ?ということでお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
お墓のくぼみは、水鉢と呼ばれるもので、名前の通り水を貯める場所です。
水鉢につくられた水鏡には、ご先祖様が映るとされています。
お墓参りの際には、しっかりと水を注ぐようにしましょう!
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