日本向けのお墓の生産国は、日本と中国が大半を占めます。(インドも一部あります)
その内の8割は中国で加工されたものになります。
お墓は、欲しくて積極的に購入するというよりも、義務感と必要性に迫られて仕方なしに購入するケースが多いようです。
そうなると安ければ安い方がいいので、安い中国産の墓石を購入する場合が多くなります。
最近では、競争の激しい東京都内では、お墓の価格が下がってきて恐ろしいことになってきているそうです。
お墓を建てずに永代供養墓の購入を考えていた方が、お墓の価格を見てコスパの良さから「お墓を買おうかな?」と見直すことも良くあるそう。
骨壷もたくさんはいるので、お墓のほうがおトク感あるんですよね。
そんな中でも、中国産に比べお値段が張る国産墓石を選択される方は、どういったポイントを考慮して購入されるのでしょうか?
私が勤める会社は、国産墓石の加工卸であり、webでお問い合わせがあれば近場での小売りもしています。
実際にお聴きした国産墓石を購入される理由についてまとめてみました。
[ad#co-1]
目次
どうしても国産墓石が欲しい理由
webでお問い合わせいただく方の年代は、40~50代前半ぐらいが多いです。
お墓に限らず欲しいものはネットで比較して購入することが当たり前で、なるべく安くて、より良いものが欲しいという欲求が強い層ででもあります。
その中でも、国産墓石を求められる方はこだわりの強い方になります。
東京からわざわざ茨城まで来て、お墓を加工する様子や石を採掘するところを見学される方もいらっしゃいます。
(小売店経由で案内させていただくことがよくあります)
国産墓石が欲しいこだわりポイント!
- 日本が好きだから日本製がいい!(理屈じゃない)
- 国産は品質が良い!
- 日本の石で永眠したい!(させたい)
- 一家の支柱となるお墓なので、ゲン担ぎの意味も兼ねて、しっかりと日本製で建てたい!
- メイド・イン・ジャパンはブランド力があってイメージが良い!
- 中国産のお墓に頭を下げたくない!
理由は、いたってシンプルで、ご先祖様や大切な家族が永眠するお墓だから日本でつくられたお墓にしたいという精神的な部分が強いです。
日本でつくられたお墓なので、安心できるという心理ですね。
また、ものづくり大国ニッポンのイメージ。
実際に国産墓石は加工精度も高く、しっかりと作られていますが、そういった品質の部分を信頼されている方も多くいらっしゃいます。
さらに、将来を見据えて、ゲン担ぎとして、国産墓石を選択される方もいらっしゃいます。
しっかりとしたお墓を建てて、明日への糧にしていこうという考え方です。
[ad#co-2]
単純に中国が嫌いという方も・・・
中国と日本では、歴史的・政治的・経済的な様々な部分で対立していて、お互いに好ましくない感情を抱いている部分もあります。
具体的には、中国における反日活動や、東シナ海ガス田問題、靖国参拝問題、尖閣諸島問題。
また、中国で行われている反日教育、中国産食品・中国製品の安全性問題などの諸問題ですね。
そんな中で、ネットの傾向として、単純に中国が嫌いという方もいらっしゃいます。
「中国産のお墓にお参りなんかできない!」
という方も一定数います。
これに関しては、何とも言いようがありませんが、好き嫌いの感情って根強いですよね。
国産墓石を購入される方の傾向
わざわざ高い日本製のお墓を購入される方は、能動的に調べられる傾向にあります。
また、お墓に特別な価値を持っている(持とうとしている)方が多いと感じます。
気持ちとしては、
- きちんとご先祖様を供養したい
- 故人に心ゆく供養をしたい
- 一家の繁栄の元となるしっかりとしたお墓を建てたい
といった具合ですね。
自己満足と言われれば、そうなのかもしれませんが、「形から入る」という言葉もあります。
しっかりと日本製のお墓を建てたという満足感は残りますし、丁寧な供養にもつながっていきます。
[ad#co-3]
まとめ
安い値段だけでお墓を決めようとしている人はちょっと待って!
といういことで、日本でつくられる国産墓石について紹介してきました。
シンプルだけど、質が良くて愛着を持って長く愛でることができるのが国産墓石の特徴です。
単純に値段の安さだけで検討されていた方は、一度視野に入れてみてはいかがでしょうか?
国産墓石でも価格を抑えて買う方法は以下のページからどうぞ!
コメント