日本のほとけさまに甘える―たよれる身近な17仏―
タイトルを見た瞬間に思わず手に取っていました。
仏教の本来の目的って、自分の煩悩を消し去り悟りを開くことなので、現世利益を求めることにちょっとだけ躊躇する自分がいます。(頭が固いかな?)
でも、自分一人で抱え込んでも無理なものは無理!
苦しいときや判断に迷ったとき、また人生の節目に神仏の前で手を合わせるのもいいものですよね♪
そんな頼れる仏様をわかりやすく紹介する本がこちら
受験、結婚、就職、定年、老い、病といった、節目や岐路に立ったときに、その分野を得意とする仏様たちにお願いをしてみましょう!という内容です。
かなり面白くて、人生の友となりそうな本なので紹介させていただきます。
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たまには、のんびりと寺院巡りもいいですよね
私は、お寺が好きです。
学生時代には、京都を3週間掛けて神社仏閣巡りをしました。
仏像を見て歩くものいいのですが、仏閣や枯山水などの庭。
仏教文化そのものがわびさびがあっていいなぁと思うのです。
何だか心安らぐというか、雰囲気がいいんですよね。
この本を読んでいたら、そんなお寺を楽しみながら、いろいろなほとけさまを巡ってみたくなってきました。
私も40才を越えておっさんになってきたので、しみじみとした趣味を持ちたい(笑)
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ほとけさまの背景を知るともっと興味を持てる
仏様の世界って、けっこうややこしかったりします。
- 地蔵菩薩は、子供を守ってくれるほとけさまでありつつ、地獄の閻魔様でもあります。
- 毘沙門天は、四天王のリーダーである多聞天でありながら、七福神のグループにも属します。
- 観音菩薩は、救いを求める者の姿に応じて千変万化の相をとるとされ、千手観音や馬頭観音など、さまざまな変化観音がいらっしゃいます。
同じ仏様でも、さまざまな顔を持っていらっしゃる場合があります。
また、歴史の中で神仏習合があったので、仏様と神様をどっちも受け持っていることもあります。
日本のほとけさまに甘える―たよれる身近な17仏―は、わかりやすいイラストを交えながら、そういったところを詳細に説明していて、仏様への興味を深めることのできる内容になっています。
仏様のことを知って、親しみを持って仏像にお参りできるのは良いことだと思うんですよね。
今日は、虚空蔵菩薩にお参りしたからちょっと頭が良くなったかな?とか
薬師如来に手を合わせたからちょっと健康になれたかな?とか
はい、思い込みです(笑)
でも、それもいいですよね。
それで、日々の生活を生きていく勇気をもらえたら最高じゃないですか。
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まとめ
仏様に「甘え」てみたくなり、ついつい購入してしまった本について紹介させていただきました。
たぶん、私にとって、仏像巡りのガイドブックとなるでしょう。
そして、人生の友になるかもしれません、それぐらいのポテンシャルを秘めた本です。
問題は、小学校1年生の息子ですね。
このしぶい趣味に付き合ってくれるかどうか(笑)
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