お盆前って、石屋さんは、仕事が集中して忙しい時期になります。
熱さも相まって、体力的にもきつく精神的に余裕もなくなってきます。
何かと忙しかったり、考えることが多かったり、体が疲れると心理的にゆとりが無くなってくることがあります。
そんな時でも、お墓参りをするとスーッと心が静かになるのを感じます。
お墓参りをすると、とても安心します。
お墓にご先祖様達がいらっしゃって、子孫を見守ってくれている感覚です。
心が静まり、すーっと、深い祈りを捧げることができます。
じーんとして、ちょっとした瞑想状態に入っているような感じがします。
なぜ、そうなるのか、ちょっと考えてみました。
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目次
あなたがお墓参りに行く度にご先祖様が喜んでいる
お墓参りに行くと一番喜ばれるのは、ご先祖様です。
『おお、よく来たな。』
という声が聞こえてきそうで、ご先祖孝行をしているような気になってきます。
『孝行』は親に対して行なうものなので、ご先祖様には使いませんね。
正しくは『供養』です。
でも、最近はご先祖様孝行をしていると思えるくらい近い存在に感じてきています。
にいち(@niichi021)さんがTwitterで公開した「石畳とひまわり」を読んだせいもあるかもしれませんね。
読んだことがない方は、すばらしい作品なので、ぜひ、お読みください。
こちらは、幼馴染ですが、お墓で楽しみに待っている感じが何とも言えないです。
この作品のように、ご先祖様も喜んでいるんだろうなぁと思うととても親しみがわいてきます。
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ご先祖様から受け継いできた自分の命の尊さを感じる
ご先祖様の存在を感じられるお墓で、お祈りをすると、信じられないくらい心が落ち着く自分がいます。
見守られている感覚と応援してもらっている感覚。
そんなご先祖様に我々は感謝をしなければいけないと思うのです。
現在の平和で豊かな世の中に生きていると想像が難しいですが、ご先祖様は、戦争や飢饉など、過酷な時代を生きてきました。
かつて日本で大飢饉があった際には、人口が激減するような想像もできない過酷な状況もあったそうです。
お寺で管理されている過去帳には、亡くなった方の名前や年齢、日にちが記載されていて、歴史的に人口が減った時期などが生々しい記録として残っています。
大愚 元勝先生のお盆の話の中でお話が聴けます。
食べ物がなくなると、家族がだんだん亡くなっていきます。
最初は、昔なので、男性が優位の部分もあり、嫁いできたお母さんから亡くなるそうです。
次いで、体力が少ない老人。
次にお父さんが亡くなって、そのなかでも、一番最後まで生き延びたのは、子供でした。
かわいい我が子を生かすために、自分の命を投げうってでも食べ物を与えて救おうとしたことが、過去帳の記録から読み取ることができるそうです。
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まとめ
現在、お盆開始に向けて『ご先祖様の大切さを伝えるクラウドファウンド』をより伝わるものに、より広まるものにするために真剣に考えています。
そして、考えれば考えるほど、絶対にこのプロジェクトを成功させたいという想いが強くなってきました。
現代日本では、ご先祖様の存在をどんどん忘れてしまう方向に向っていますが、こんなにもありがたい存在を忘れてしまったのでは、悲しいです。
みなさんにも強くご先祖様への感謝の気持ちを持っていただきたいのです。
何も『ご先祖様を大切にしろ!』と言っているわけではありません。
こんなにもありがたい存在がいてくださることを感じないのは、もったいないと思うのです。
ご先祖様を大切にすることは、日々の生活に感謝して、人生を充実して生きるための知恵でありエッセンスなんです。
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