石材店が、ブログとFacebookを絶対にやった方がいい理由

Facebook コミュニティ

令和初のいばらきストーンフェスティバルが無事に終了しました!

笠間市にある芸術の森公園にて行われたのですが、いつもは笠間焼やJAと一緒に同じところで開催していたので、沢山のお客様が来たのですが今回は単独開催。

見渡す限り石、石、石。石だらけのストーンフェスティバル。お客様が来ないか心配だったけど、多くの人出があり、石が目当ての方が多く客層がずっと良かったのが印象的でした。

なかの
こんにちは、1級お墓ディレクターのなかのFacebook Twitter自己紹介)です。

私は、webでの情報発信を得意としている石屋さんです。このブログとTwitterやFacebookを活用して、そしてたまにYouTubeも利用しています。

YouTubeに関しては大幅なテコ入れが必要ですが(笑)

元々は、私が勤めている羽黒石材工業㈱のHPを作る中で、SEO対策も兼ねて、なるべくリアルタイムな情報を発信したいということで始めたのがこちらのブログです。もうかれこれ10年ほど続けています。

ブログはweb上の資産です。検索されやすくなるSEO対策には必要不可欠ですし、確実に書き続けていた方が地域での認知度が高まります。

そして更にリアルタイムで情報を発信できるツールとしてSNSを利用しています。Twitterは難しくて色々と活用法を模索中だけど、Facebookは絶対にやるべきだと感じています。私は普段あまり『絶対』という言葉は使いたくないのですが、これは声を大にして言いたいです。

今回は、石材店の話を中心にしていきますが、地域に根差した商売をされているお店全般に言えることです。

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こちらは両親が経営しているパン屋ですが、このブログ記事だけでけっこうお客さんが来てくれています。Facebookでも「今日パン屋やってますよ~」と投稿したら、10分後ぐらいにお客さんが来てくださいました。

石材店はそこまでの気軽さはないかもしれませんが、理屈は同じです。

ということで、ブログとFacebookを絶対にやった方がいい理由を紹介させていただきます。

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目次

情報発信を続けるということ

ブログを書き続けて思うこと

石材店 ブログ

私は、かれこれ10年ほどブログを書き続けています。おかげ様でお墓ブロガーとして認知していただけるようになり、ブログが元でラジオにも呼んでいただきました。そんな中で、けっこう言われるのが「中野さんは文章が上手いからいいよね~」という話。いやいやいやいや、実はそんなことはなかったんですよ。

実際に、私が10年前に書いた記事を引用させていただきます。

石の上にも三年~石とふれあい、石と和む くいだおれ 2009年04月29日

大阪の道頓堀でくいだおれた記事ですが、いかがでしょうか?内容に乏しく、お世辞にも上手とは言えないと思います。他の記事も似たようなものです。

だけども自分でも感心するのは、「石の上にも三年」というブログのタイトル。最初から3年は続けようと始めた意志を感じさせます。

継続は力なり!とは良く言われますが、継続しかないと感じます。10年もブログを書いていれば、それなりに書く技術も身に着きます。プラス、私はブログの価値をとても感じていたので、プロのブロガー、ライター、アフィリエイターさんに対価を支払って学びました。

自己流には限界があります。ある程度ブログを書き続けてきて習慣づいてきたら、どこかでプロから指導を受けることは必要だと感じます。そこで客観的に見てもらうことでグッとレベルアップできます。

兎にも角にも始めないと効果はありません。そしていきなりブログを上手く書けるはずはなくて、上手い人を見ると始める前からげんなりしてしまうかもしれないけど、もともとは下手だったわけで、まずは習慣化するところから始めることをおススメします。下手でも何でも書き続ける。

そして下手だろうが何だろうが、もし消費者がwebサイトを検索して、引っ掛かりさえすれば印象に残ります。テクニカルな部分も含めてブログを書く上で覚えることは沢山ありますが、まずは楽しみながら更新するところから始めたらよろしいかと思います。それこそ道頓堀の記事でも良いので(笑)

ブログを書き続けて得たもの

ブログから得たものは計り知れません。素晴らしい人との出会いがあり、仕事の受注にもつながります。そしてそこにつながったのは、自分自身が常に学びスキルアップを続けてきたからです。

ブログは1人で取材して1人で編集して、1人で世に問う作業です。インプットをすると同時にアウトプットも意識する。物事を学ぶ時に、自分ならこう伝えようと意識しながら見聞きすることになります。

ブログモードに入っている時の自分は、自分でも不思議なくらい集中して聴いていますし、色んなことを細部まで覚えています。それは記事にしようという意識で聴いているからで、それは知識や経験として蓄積されていきます。

元々私は土木畑出身で、30才を越えるまで土木監督をしていました。口下手で、人と接するのが苦手な方で、上手く言葉も出てきません。売れなくて悩んで始めたのがブログでもあります。

だけど、ブログで文章を書き続けていると、毎日ネタを探しているようなものですし、引き出しがドンドン増えていきます。全国各地で講演に呼んでいただける機会が増えましたが、90分の講演もそつなくこなせるようになりました。自分でも驚くほど言葉が出てくるようになります。営業マンこそブログを毎日でも書き続けるべきだと感じています。

ここだけの話、社員教育も兼ねて社員にブログを書かせている石屋さんもいます。(企業秘密かな?)社員が、普段からネタ集めを意識するし、webからの集客にもつながるしいいことづくめだそうです。これはブログの上手な有効利用方法ですが、それだけ効果があるということです。

Facebookはこれからの石材店に必須

Facebookで賑わいを演出

Facebook コミュニティ

Facebookは、これからの石材店に必須です。繰り返しますが必須になります。双方向的なコミュニケーションツールであり、ブログよりも身近な分、ブログよりも大切かもしれません。ただブログとFacebookを組み合わせた時の効果は抜群です。

ところで皆さんは、行列のできているラーメン屋に並んででも食べますか?並ばれる方の心理を考えると、同じラーメンを食べるのならできれば美味しいいラーメンを食べたい、行列のできるような人気店なら味を保証されているという気持ちが働くから、時間を掛けても並んで待つのだと思います。

中には並ぶのが面倒くさいから他の店でいいやと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これがお墓だったとしたらどうでしょうか?一生に一度購入するかしないかの高額商品。繁盛店と繁盛していない店。どちらを選択されますか?

そこは、賑わいがあり顧客から支持されている【ファンの多い】石材店に足を運びたくなるのが人情だと思います。大抵の石材店のHPを見るとお客様からの感謝の手紙が掲載されています。これは賑わいを演出し客観的にその石材店を判断できる材料です。

Facebookはファンの多さを目視で確認できます。どこで確認するかというと、フォロワーの数を見ることでファンの数を把握できます。

因みに羽黒石材工業のファンページのフォロワー数が264人。多いか少ないかの議論は置いといて、真面目にFacebookの更新を始めて3年ほどで築いてきた数字です。フォローになって欲しいと催促はしたことはありません。地道に興味を持っていただきながら伸ばしてきた数字です。

あまりフォローを増やすことを意識し過ぎるとFacebookの更新がつまらなくなるのでほどほどでいいと思いますが、この264人の数字の意味は、羽黒石材工業のFacebookページの情報を更新したら、264人のフォロワーにその記事が伝わるということです。

例えば、展示会を企画したとしたらどうでしょうか?264人のフォロワーとその知り合いにその事実が伝わっていきます。またそのページは私もシェアするので、私の知り合いにも届くし、不特定多数の方々に伝わっていきます。そして、それをシェアしてくれた方がいらっしゃると、その方を核としてさらに広がっていきます。

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因みに、フォロワーが多くなれば多くなるほど隠れファンも増えます。それは今回のいばらきストーンフェスティバルもそうですが、あちこちのイベントや講演で声を掛けていただいて、SNSでいいね!を押さなくてもしっかりとチェックをしてくださっている方が多くいらっしゃることに気づきます。

そのファンは石材店でしょ?

ここで少し疑い深い方は、石材店にファンを作ってもしょうがないでしょ?という話をされます。確かにSNSを始めると交流するのは多くが同業者です。

だけどHPやブログにFacebookやTwitterのページを張り付けておくとけっこう一般消費者も見てくださいます。そして、気になった石材店のフォロワーになってくれます。

お墓は高額商品です。間違いのない選択をしたいので、石材店を吟味される消費者は意外と多いです。その中の判断材料としてリアルタイムに近い情報を得ることができるSNSは、大きな判断材料になるのです。

そしてそんなお客さんは、積極的にいいね!を押すわけでもなく、コメントに参加してくるわけではありません。だけど、秘かにしっかりと見てくれているのです。

また以外と多いのが、お墓を建ててくださった方がチェックしてくれていることです。これはブログにも通じますが、お墓を建てて何年も経つ方が読んでくださっていて電話やメールをくださることがあります。こんなに嬉しいことはないですし、ここまでのファンになってくださっていれば、のちのちの紹介にもつながります。

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コモディティ化するからこそのSNS

コモディティ化という言葉があります。これは均質化を示す言葉で、どの会社の製品やサービスも似たようなものになっていくことを表します。その視点から見ると、お墓はデザインのバリエーションが少なく差別化しにくいコモディティ化の進んだ製品であると言えます。

そんな中で、どこで買うかよりも、誰から買うかが重要視される時代になってきています。同じような商品なら自分の気に入った人、信用できる人から購入したいということです。

会社→信用できる個人へ

今後は、会社単位じゃなくて個人単位で、コミュニティを形成できる人が強くなるそうです。詳しくはお金2.0の本で。お金の考え方も時代に応じて変わります。

 

SNSは地域に根差した石材店としての証明にもなる

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お墓は建てたら終わりではありません。頼む方からしたら後々まで面倒を見てくれそうな石材店を選びたいはずです。SNSでの継続的な情報発信は、その石材店の信用度を高めることに役立ちます。

それは、地元に根を張り、しっかりと商売をされている石材店であることを証明することになるからです。

HPでは、日常の仕事の様子を伺い知ることはできません。毎日のようにSNSを更新して、仕事ぶりを伝え、こんな信念を持っているこんな強みがあるなどなど情報を発信し続けることが大切なのです。そしてそんなSNSの情報をHPに張り付ければいいのです。

SNSだと目立たなければとか、新しいことをしなければならないとか感じる方もいらっしゃいますが、地味でいいんです。少しの工夫は必要かもしれませんが、地味に継続して情報発信を続けることが唯一の方法です。だけどコミュニケーションだけは積極的にとった方がいいと思います。

SNSも継続は力なり!

SNSもブログと同じで、継続をしないと効果を発揮しません。直ぐに効果を得ようと思うのならやめた方がいいです。そんなカンフル剤的な効果のあるものではありません。

SNSを利用する主な目的はコミュニティを形成することです。TwitterとFacebookとでは目的が違いますが、特にFacebookは双方向的なツールであり、リアルの人間関係に近い感覚があります。

コミュニティは、人と人との関係性の中で築いていくもので、じっくりと育っていくものです。そして少しづつ影響の輪を伸ばしていくもので、その中で一般の消費者にも認知されやすくなっていきます。

また、地域のコミュニティに参加していくのもありです。今は多くの方がFacebookを活用されていますので、その中で交流を深めながら地元の認知度を上げていくというやり方です。

SNSの強みは、一度会っただけの人でも継続して情報を知ることができることです。利用の仕方によってはめちゃめちゃ相手との距離が縮まります。リアルのコミュニティも大切ですが、そのコミュニティを維持発展させる意味でFacebookはとてつもなく重要です。久々に会った同級生とも話題に事欠きません。

先日は、Facebookでは知り合いだったけど、初めて会った女性に『りょうちゃーん』と満面の笑みで遠くから手を振っていただきました(笑)

とても初めて会った気がしません。これなんか、リアルじゃなくてFacebookから関係性が始まっているということです。

今すぐじゃない需要をどう捕らえるか

お墓を購入するタイミングには即効性と遅効性があります。ここだけの話、石屋さんは即効性を求める方が多いです(笑)

お墓の需要って誰かが亡くなった時か、引っ越しをしたい時か、壊れた時で、時期が限られています。そんな時期にピンポイントで合わせるのにはweb戦略を入念に練ってPPC広告を打ったり、お悔やみ営業をしたりと、いろいろと大変です。

今すぐ需要じゃないお客さんを後々の顧客にするためには、サブリミナル的に目に触れる機会を増やすことが有効です。立地条件の良いところに看板を立てとけばそれだけで認知されるでしょうし、トラックの荷台に会社名を入れるのもそうです。ニュースレターや新聞折込チラシもあります。多くの場所で目にかけている石材店は信用度が上がりますし、必要になった時に「あの石材店に相談しようか」と思い出してもらえる確率は増えます。

SNSは今すぐじゃないお墓の需要を捕らえるのに有効です。親近感を抱いてもらえるという他のツールにはない特徴があります。

毎回の投稿がお墓に関することだと宣伝臭いので、自分の趣味だったり、日常生活の中であった面白いこと、考えていることなどの情報を発信しながら、その中に宣伝を織り交ぜていきます。そうすると自然と仕事の内容にも興味を持ってくださって、のちのちの受注にもつながりやすくなります。

地味ですが、地味なだけに直ぐにマネをしようと思ってもできません。コツコツと積み上げるしかないからです。SNSを上手に利用すると可能性が広がります。

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まとめ

石材店が、ブログとFacebookを絶対にやった方がいい理由について書いてみました。

ブログ、Facebookともに継続的な情報発信が必要であり、地味な作業になります。こう書くと何やら大変なように思えますが、楽しみながら続けることがコツです。

またブログFacebook共に親近感を抱いてもらいやすいツールでが、さらに親近感を持ってもらうために顔出しをした方がいいですよ。

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1級お墓ディレクターの「なかの」はこんな人ですよ。
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この記事を書いた人

中野良一のアバター 中野良一 羽黒石材工業㈱営業部長

1級お墓ディレクター・1級土木施工管理技士
見に見えない存在であるご先祖を「見える化」した【いのちの積み木】→http://senzo.inotinotsumiki.com 雪のように白くてキレイな【淡雪五輪塔】のプロデュース。

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