石材店がwebでゆるやかなコミュニティをつくる意味

石材店って小規模経営がところが多くて、情報の共有が難しいと感じています。石材業界には日本石材産業協会という組織があります。私にとって、石産協は、とてつもない学びの場であり、刺激を受ける場でもあります。

なかの
こんにちは、1級お墓ディレクターのなかのFacebook Twitter自己紹介)です。

私は石産協の顧客満足推進委員会、通称CS(カスタマーサービス)委員会に所属していて。様々な顧客満足度をあげるグッズの作成などに携わっています。

今回は、そのCS委員会から会員向けに毎月発行しているメルマガで私が担当した記事をアップさせていただきます。

内容は『石材店がwebでゆるやかなコミュニティをつくる意味』について、私自身、web上でのコミュニティの可能性を強く感じていて、リアルとも強く連動していくことができます。

ということで早速メルマガの紹介をさせていただきます。

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目次

情報革命の真っただ中での石材店の進む道

こんにちは、CS委員会の中野です。日本の気候において年々風水害が多くなっていますが、この冬も雪が異常に少なくて、大きな変化を感じております。

そんな中で、日本経済も大きな節目を迎えており、消費税増税によるダメージ、そして東京オリンピック後の先行きの不透明さが問題視されています。当然、私たち石材業界も大きな変革の時を迎えています。

仏教では、諸行無常(しょぎょうむじょう)が、真理として説かれています。この世の事象は1つとして同じところに留まらず、うつりかわりゆくもの。変化の大きな時代だからこそ、大きく変化をしていかなければならないということです。

『大きな変化』とは、一口に言って難しい部分もありますが、現在は【情報革命】の真っただ中でもあります。Amazonがドンドン売り上げを伸ばし、YouTubeがTVより広告収入を得る時代、webが先行して経済を動かしている状況です。好む好まざるに関わらず、可能性は今後伸びていきますし、ここに注力していく必要があります。

webでゆるやかなコミュニティをつくる意味

コモディティ化の時代 ~コミュニティづくりがお客様を呼び込む~

中国産墓石が台頭して以来、墓石での差別化が難しくなっています。つまりどこの石材店で墓石を購入しても同じようなものということであり、これをコモデティ化(均質化)と言います。これは何も墓石に限ったものではありません、あらゆる商品が均質化していきやがて同じような商品になっていきます。例えば、飲食でもそうですが、チェーン店が増え、似たような味のお店が増えていきます。そんな中でどんなお店を消費者が選択するかというと、馴染みのある店、SNSで顔の見れるお店、イベントなどを積極的に開いているお店といったところになります。どうせ同じ味なら親しみの持てるお店に行こうということです。

墓石は高額商品であって、なかなかコミュニティをつくることが難しいと感じるかもしれませんが、そんなこともありません。実際に形成している石材店を多く知っていますし、そんな石材店には紹介もよく入ります。墓石の手前の話、例えば、介護や相続とかその辺りから自然に囲い込みができるような仕組みがあれば、多面的な集客につなげることもできます。

そんなコミュニティを築く上でキーポイントになってくるのが、webの活用です。なぜならばweb上には無料のサービス、FacebookやTwitter、YouTubeといった高品質なサービスで溢れているからです。先見の明がある巨大企業が巨大な資本を投下して用意してくれているのです。普通に考えたらこんなサービスはありえません。利用しない手はないと思うのです。

そしてこれらのツールの凄いところは、資産になることです。web上の資産。情報発信を続けることで、web上に資産となり積み重なっていきます。消費者がどこに惹かれてお店の扉を叩くのかというマーケティングを肌で感じることもできます。これからは石材店が墓石販売だけに頼っていくのは難しい時代ですが、他の可能性を模索するための市場調査のツールとしても活用できます。何といっても無料なのですからリスクはありません。

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リアルとwebの連動が最強の組み合わせ

ここまで読まれた皆様の中には、「webの話ばかりうるさいよ」と思われているかもしれません。「世の中、そんなバーチャルな世界で成り立ってないよ」と思われるかもしれません。全くその通りで、webだけに偏っていてもあまり意味がありません。face to faceが今も昔も商売の基本であり、webと組み合わせることで補完し合い最大限に効果を発揮します。

そこで今回は、webと組み合わせることで最強の組み合わせとなるCS委員会の商品をご紹介します。

☆石材店だからデキる「お墓と終活」セミナーキット

最近は、消費者が、お墓だけでなく永代供養墓や樹木葬、散骨などを含めた【埋葬】という括りの中で供養方法を選ぶようになってきています。

このセミナーキットは、樹木層や散骨について説明しながらもデメリットをさりげなく指摘して、お墓の良さをアピールできる内容になっています。

知識の広い石材店として信頼を得ながら、お墓の販売にもつなげやすい快作です。
>>http://www.japan-stone.org/pdf/sale20_order.pdf

☆お墓売りっぱなしでよいのですか? オリジナルニュースレター『いしずえ』

一度お付き合いしたお客様とそれっきりになっていませんか?

お客様にとって、お墓を建てるということは特別な出来事です。お客様から託された信頼と実績は、まさに貴社の財産です。

『貴社の財産=お客様』を力に、新たなお客様獲得。そしてお墓文化の輪を広げてみてはいかがでしょうか?

石産協公認のニュースレター「いしずえ」が、大切なお客様との継続的なコミュニケーションをサポートします。
>>http://www.japan-stone.org/topics/wp-content/uploads/2017/01/adcfa01cef63fba3924e5e29e69c802c.pdf

リアルに合うのは、時間も労力も掛かります。だけどネットはいつでもどこでも会えます。普段からwebで親しんでもらってからのこういったアプローチはお客様の心に響きますよ。

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まとめ

今回は、変動の大きな時代だからこそ、大きく変動する必要がある。それには時代のツールであり巨大資本が惜しみなくつぎ込まれているFacebookやTwitter、YouTubeなどを有効活用すること。そして、リアルとの連動で最大限に効果を発揮することについて書かせていただきました。

「ハッキリ言って面倒くさい」と思われた方もいらっしゃると思います。だけど現実社会は諸行無常(しょぎょうむじょう)でドンドン変わりゆきます。待ってはくれませんし、昔に戻ることもありません。つまり私たちが大きく変化をしていくしかないということです。

その際には、webの活用は必須ですし、またCS委員会の顧客満足度を上げるツールはwebとの相性が良いです。ぜひぜひご活用いただき、お客様との良好な関係を築く『いしずえ』にしていただければ幸いです。

1級お墓ディレクターの「なかの」はこんな人ですよ。
自己紹介・プロフィール

こんな会社に勤めていますよ。
羽黒石材工業株式会社

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この記事を書いた人

中野良一のアバター 中野良一 羽黒石材工業㈱営業部長

1級お墓ディレクター・1級土木施工管理技士
見に見えない存在であるご先祖を「見える化」した【いのちの積み木】→http://senzo.inotinotsumiki.com 雪のように白くてキレイな【淡雪五輪塔】のプロデュース。

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