【7つの習慣】第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」がリアルにできない【激ムズ】

7つの習慣 第2の習慣

7つの習慣とは、全世界で3000万部を突破した成功哲学を記した著書です。日本でも200万部売れて、マンガ化や派生商品が生まれています。

今回は、その7つの習慣でも核となる部分である第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」について、思うところがあるので書いてみます。

人生の目的を明確にするのには自分の死を思い描くとわかりやすいのです。それは本当に自分が大切にしたいことがわかるから。

なかの
こんにちは、1級お墓ディレクターのなかのFacebook Twitter自己紹介)です。

私が20歳の頃に読んだ「7つの習慣」原則主義に立ち返ろうというその内容が、当時の私にとってとても衝撃的で何度も繰り返して読んだ記憶を思い出します。

7つの習慣は、人生で成功を収めるための7つの習慣を紹介していくものですが、その中でも第2の習慣は【人生の目的】を定めミッションステートメント(自分憲法)をつくるる最も重要なパートになります。

その中で、著者であるスティーブン・コビー氏が言っているのは、「終わりを思い描くことから始める」ということ。具体的には自分のお葬式を想像して、参列者の記憶にどのように残りたいのかを考えるということです。

ゴールを明確にイメージすることで、そこに辿り着くための道筋を見つけ出すことができます。このプロセスを知りたい方は、ぜひ7つの習慣を読んでみてください。

私がこの記事で伝えたいのは自分の死をリアルに思い描くことの難しさです。7つの習慣を読んだ20歳当時には、正直ピンときませんでした。現代人は、死を身近に感じる機会が少なくなっています。おそらく私のような感覚を持った方も多いでしょう。

だけども「終わりを思い描くこと」は、7つの習慣の中でも【人生の目的】を定めるという最重要パートなのです。ここがしっかり胸に刻まれているか否かで、今の行動が変わります。

それにはさらに前提となる習慣があるとより深まっていきます。死への感性を高める習慣であるお墓参りです。またお墓参りは、定期的に【人生の目的】を再チェックする効果もあります。

死が遠い時代

現代は、死が遠い時代になっています。医療技術が発達し、病院で亡くなることが多くなり、葬儀は簡素され、日本においては戦争もありません。死を身近に感じることがないので、どんどん死に関する感覚が薄まってきていると感じます。

昔の人はもっと死が身近でした、戦争で亡くなる方は多かったですし、今では簡単に治る病気でも治療することができませんでした。おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなるのを自宅で看取ることも多かったのです。

そんな時代の人達と現代の私たちとでは、大きく死に対する感覚が違います。

先人から学ぶ~常に死が隣り合わせな中での濃縮された人生

暗殺されることが当たりまえな政治家や志士

犬養毅 青山霊園 お墓

私は、お墓マイラーのカジポン・マルコ・残月さんの案内で2度ほど偉人のお墓参りツアーに参加しています。その中で、青山霊園を巡って衝撃的だったのは、幕末から昭和初期にかけての政治家や志士の多くが暗殺されているということ。常に命の危険と隣り合わせで志を全うしてきたのです。

政治家の犬養毅は、襲撃してきた相手に「話せばわかる」と言い、応接室に案内したそうです。よく自分の命を奪おうとする者にそんな悠長なと思いますが、今後の日本や政治のあり方を、武力ではなく話し合いで解決しようとしていたのです。

しかし、後から襲ってきた兵士らに撃たれ逃げ去られてしまいます。それでもなお、近くに居た女中に「今の若い者をもう一度呼んで来い、よく話して聞かせるから」と言い、最後まで話し合いによる解決を望んだそうです。

青山霊園で偉人のお墓を巡礼してきました~カジポン・マルコ・残月さんと共に

2019.11.29

お墓の場所は違いますが、有名な坂本龍馬も実は、2度目の暗殺で斬られています。1度目は寺田屋事件で、押し入ってきた相手に鉄砲で応戦しながら手を斬られています。2度目は近江屋事件で、暗殺されてしまいました。

1度襲撃を受けて命の危険を感じながらもまた自分の理念を全うするために身を投じる。時代と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、常に死が隣り合わせな中で濃縮された人生を送ったのだと感じます。壮絶な生き様ですよね。

濃密な人生を送った偉人のお墓参りに行こう!

大久保利通 青山霊園 墓

そこでおススメするのが、濃密な人生を送った偉人のお墓参りに行こうということです。小説や文献を読むのもいいかもしれませんが、実際にその偉人のお骨があるお墓の前で、その人を感じるのは別ものです。頭で思い浮かべるのと、その想いを伝える対象があるのとはまるで別なのです。

もう既に意中の偉人がいらっしゃる方は、その偉人のお墓にぜひ行ってみることをおススメします。おそらく魂が震えるような体験をされることでしょう。

私も、カジポンさんの墓マイラーツアーで魂が震えるような体験をしています。その時には、ほとんど意識したことのないような偉人のお墓参りで震えました。カジポンさんの素晴らしい案内があってのことですが、偉人達の濃縮された生きざまを心に刻み込むのにお墓ほど相応しい場所はありません。だってその人が目の前にいるのだから。

人間の致死率は100%

人は必ず死にます。人間の致死率は100%なのです。死と向かい合うことで、今の生がくっきりと浮かび上がってきます。ここで仏教やラテン語の言葉を引用させていただきます。

念死念仏(ねんしねんぶつ)

「我々、死を常に念じて、さらに仏を念ぜよ。死を念じ、念仏せよ。いつも死を忘れる事は、あってはならんぞ」

浄土宗  二祖聖光上人

memento mori(メメント・モリ) 死を想う

メメントモリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。

参照元:Wikipedia

また著名人による死に関する言葉をいくつかあげさせていただきます。

「人生を左右すわかれ道を選ぶ時、一番頼りになるのは、いつかは死ぬ身だと知っていることだと思います。
ほとんどのことが──周囲の期待、プライド、ばつの悪い思いや失敗の恐怖など──そういうものがすべて、死に直面するとどこかに行ってしまい、本当に大事なことだけが残るからです」

アップル創業者 スティーブ・ジョブズ

「自分の死をしっかり腹におさめておけば、人生でそう大きく道を誤ることはないはずだ。
それだけは、引き籠もりのニートだってIT長者だって、この世に生きているあらゆる人間にとって意味がある。誰もが結局は死ぬんだから。

タレント ビートたけし

お墓参りは死を身近に感じることができる習慣

人は死を忘れます。死は辛いものですし、できれば考えたくないというのも人情なのかもしれません。まだまだ自分は死なない。ずっと先のことだと心のどこかで、本音の部分で思っています。

だけども7つの習慣では、「終わりを思い描くことから始める」と説いています。なのに私たちの身の回りから死が遠ざかっています。だから、死を自分から感じること、感じ取ることが大切になってくるのです。

自分のご先祖様との会話

自分の家族のお墓は、とてもパーソナルなものになります。自分の命のルーツを感じられる場所。自分の命に直接係わりのある方々が永眠されていて、生きている証拠がそこにあります。

まさに私は今、生きていることを実感できる場所です。

普段のお墓参りで、最大限に感受性を働かせてください。それが私たちが今を生きる力となります。

そしてそれは、ご先祖様が私たちにもたらしてくれる最高の恩恵でもあるのです。

また、お墓参りは習慣です。死を感じる訓練を続けるようなものです。さらに7つの習慣で言うところの【人生の目的】を繰り返しチェックする機能も持ちます。自分と向かい合い自分が果たして目的を忘れていいないか、実行しているかを問う機会になるからです。

まとめ

世界的な自己啓発書の名著である7つの習慣の第2の習慣。最も鍵となる人生の目的を定める習慣についてお墓のプロの立場から話をさせていただきました。7つの習慣は、良書であり世界中で売れていますが、実践することはかなり難しいです。

死から遠ざかっている現代人にとって、「終わりを思い描くことから始める」のは理屈では理解はできてもピンとこない方が多いのが事実です。理屈はあくまで理屈でしかなく、そこを経験で埋めていく必要があります。

お墓はいつでもそこで待っていてくれています。7つの習慣を実践するに当たってまずはお墓参りから始めてみるのもよろしいかと思うのです。

1級お墓ディレクターの「なかの」はこんな人ですよ。
自己紹介・プロフィール

こんな会社に勤めていますよ。
羽黒石材工業株式会社

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