あなたのお墓参り作法は間違いだらけかも!?
2017年8月1日にテレビ朝日で放送された林修の今でしょ!講座3時何SP。
その中で放送された最新!お墓参り検定2017年の『お酒の正しい供え方編』についてまとめてみました。
ヒントは、ご先祖様が何を食べるのか?
お酒を飲むわけではなくて、〇〇を食べるのです。
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目次
あたたの作法は間違いだらけ?お墓参り検定『お酒の正しい供え方編』
問 お酒の供え方で正しいのは?
A 墓石にかける B そのまま置く C フタを開けて置く
一般正解率47%の問題です。
約半数の方が正解しました。
正解はCのフタを開けて置くです。
Aの墓石にかけるですが、ドラマでお酒をお墓にかけるのを見ることがありますし、実際にお酒をかけている人はいらっしゃいます。
生前お酒が大好きで、でも病気をして飲めなくなってしまった故人のためにお墓の頭からたっぷりとお酒をかけてあげるなんて人もいらっしゃいます。
Bのそのまま置くもビールやワンカップのお酒をフタを開けずに置いてあるのを見かけます。
でもこれらの供え方は間違いなのです。
なぜ、フタを開けるのが正しい供え方なのでしょうか?
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ご先祖様は香りを食べる
故人が好きだったものをお供えするのは良いことです。
亡くなった方がお酒が好きだったのならば、お供えしてあげるのは良いことです。
ただ、亡くなられた方はお酒を飲むことができません。
お供えもので饅頭を上げたとしてもそれも食べることはできません。
実は、ご先祖様が食べるのは香りなのです。
お墓参りの際にお線香を上げるのは、その香りが先祖様の大好物だからです。
花を添えるのも同じ理由ですね。
お酒も同じように匂いを出してあげるのが良いのです。
だからフタをあげてご先祖様が匂いをかげるようにするのがお酒の正しいお供え方なのです。
お酒を墓石にかけた方がより香りが出るのでは?
香りをご先祖様が食べるのであれば、直接お墓にかけた方がより香りが出ます。
でもなぜ、正解ではないのでしょうか?
お酒は糖分を含んでいます。
その糖分が悪さをして墓石が傷み、また虫も寄ってきます。
お酒を墓石にかけるのは、マナーというよりは合理的に避けた方が良いです。
石には微細な穴があり、水分を吸収します。
お酒の成分も一緒に吸収してしまい石の内部に貯め込んでしまいます。
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まとめ
お酒の正しいお墓へのお供えの仕方について説明してきましたがいかがでしたでしょうか?
ご先祖様はお供えしたそのものではなくて、香りを食べられます。
なので、お酒に限らずフタを開けて香りを届けるのが正解になります。
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