ご先祖様をふり返ることで得られるもの~いのちの積み木ワークショップ

家系図を模した積み木であるいのちの積み木。

2018年3月3日のひなまつりの日に、ご先祖様を振り返ることができるこの積み木を利用して、東京恵比寿にある寺子屋ブッダラボにてワークショップを開催しました。

なかの
こんにちは、なかのです。

いのちの積み木ワークショップの主催をさせていただきました。

私自身が、いのちの積み木プロジェクトを通じてご先祖様と向かいあってきましたが、さらに深く大切な人たちを思い出させていただきました。

講師をされた井上広法先生及びプロジェクトメンバー、また参加された方々にあらためて感謝を申し上げます。

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いのちの積み木ワークショップが行われた寺子屋ブッダラボは、セミナーやワークショップを試験的に試すlaboratory(ラボラトリー)という意味があります。

ラボでの成功を受けていのちの積み木ワークショップは本格的に展開していくことになります。

 

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目次

いのちの積み木について

いのちの積み木は、目に見えない存在であるご先祖様を「見える化」したおもちゃ。

ご先祖様の存在をハッキリと感じることで、ご先祖様とのつながりを感じ、いのちの大切さを学ぶことができます。

 

いのちの積み木の1つ1つのパーツは、曽祖父曽祖母、祖父祖母、父母、そして自分にあたります。

これを積み重ねていくと、自分を頂点とした家系図を模した積み木ができあがります。

下のパーツを引き抜くと一番上の自分の積み木は必ず崩れます。

つまり、ご先祖様の誰が欠けても自分が存在していないということの証明になります。

いのちの積み木HPより

このいのちの積み木は、20年後の君につたえたいこと~ご先祖様からの贈り物というマンガの中にキーアイテムとして出てきます。

実際に積み木を崩してしまい自分の存在が消えていく象徴的なシーンがこちら。

ご先祖様 お墓 墓石 マンガマンガなので、ファンタジー要素を盛り込んで、自分の存在が消えることをイメージとしてリアルに感じてもらえることに配慮しました。

父親が手を伸ばしている前で「うわーっ イヤだよー!」と息子が叫びながら一緒に消えていく。

それぐらい衝撃的なことなんだよーということを伝えたかったんですね。

 

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涙が出るくらい熱い「いのちの積み木ワークショップ」

いのちの積み木ワークショップ 寺子屋ブッダラボ

実際のワークショップも心の底から震えるように衝撃的でした。

今回のワークショップには、自分も含めブロガーさんに多数参加していただいています。

ありがたいことに、素晴らしくて破壊力抜群なレポートを書いてくださいました。

でも、ネタバレを含んでいるので、閲覧注意!

 

プロライター橋本憲太郎さんのレポート、ワークショップの全体の流れが分かります。
ご先祖様を知ることで自分の命の大切さに気付く。「いのちの積み木ワークショップ」レポート

終活ねっと副社長 現役大学生 佐々木将一さんのブログ記事。
いのちの積み木ワークショップ

バーンアウター佐藤善男さんの魂に響くレポート
「いのちの積み木ワークショップ」に参加して

以上のブログを読めば今回のワークショップの内容がほとんどわかります。

 

次回のいのちの積み木ワークショップには出たいよ。ネタバレ嫌だよ。でも気になるよ。

という方の為に佐藤善男さんの記事から一部抜粋。

ご先祖さまたちの思いに、感情に、触れる

こうして書いた手紙を、最後に読み上げ合い、シェアした。

溢れ出るのは・・・自分自身が届けたかった、ご先祖さまへの未完了の感情、思い。
溢れ出るのは・・・ご先祖様から受け取った、ご先祖様たちの未完了の感情、思い。
溢れ出るのは・・・ご先祖様から受け取っていた、実は同じだった ”生きる力”や、そのための特性、願いのようなもの。

淡々と抑えるように読み上げる参加者。
涙をこらえることが出来ぬまま、懸命に読み上げる参加者。

言えて、癒える。

時間軸を超えて、自身と先祖が癒えていく・・・そんな美しい場だった。

「いったい何が起きたの!!!」。

これだけ見ると、中には変な新興宗教かと誤解される方もいるかもしれません。

でも、心理学的なアプローチによる心の底からの気づきです。

もちろん井上広法先生のスキルがあってのことですが、このような空間になることに私も驚きました。

 

ご先祖様と素直に向かい合うと涙が自然に溢れてきます。

なぜ、こんなにも尊い存在を今まで意識してこなかったのかと後悔します。

 

私は、いのちの積み木ワークショップの主催者として、クラウドファンディングを企画する段階から、多くの時間をご先祖様を考えることに費やしてきました。

いや、考えてきたつもりだったのかもしれません。

それぐらい多くの気づきがありました。

それだけ深くご先祖様と向かい合えるワークでした。

 

また、参加者1人1人のご先祖様への想いが違うんですね。

それをシェアすることで、お互いにもより深く気づきがあります。

石屋として、1人の人間として、皆さまから多くのことを教えていただきました。

 

今日の気づきを教えてください。

いのちの積み木ワークショップ 寺子屋ブッダラボ

ワークショップでは、参加者の皆さんにアンケートを取らせていただきました。

  • 「自分」に至るまでに、これだけの数の「人生」が「現在」があったこと。それに思いを馳せることができなかったことに、愕然とし、圧倒された。
  • いかに、自分が家系の成り立ちを知らないかを実感しました。可能な限り、私のご先祖様(ルーツ)を巡礼してみたい
  • 感謝、知らない恥ずかしさ、興味がわく、今の自分がここにいることへの有難さ。気づきの連続。
  • 自分のご先祖様のことを思うと、心が熱くなる
  • (ご先祖様への)創造力を膨らませることが大切なのだと思った。
  • 自分の命は、いただいたもの、お預かりしているものだと思います。その命をお返しするときまで、大切に日々を過ごしたいと思った。
  • 家族が仲良くいられるのはご先祖様のおかげ。家族仲良く過ごしていこうと思った
  • 泣いてしまいましたが、普段出ないような感情を出すのは大切
  • 先祖に感謝するということにあらためて向き合うことを大切に考えるきっかけになった。日ごろいかに感謝の心が少ないか分かった
  • 結婚するつもりは無かったのですが、これだけ続いてきたものが途絶えてしまうのも少し寂しいと気づいた。
  • 多くの人の血が自分の中に流れているのをあらためて感じた。
  • お墓参りに行きたいと強く思った。
  • これまでに思っていた祖父への思いを文字にできたことは自分にとって驚きでありよい経験となった。心の整理ができた。
  • 自分の先祖に興味が湧いたが、親戚一同、先祖に興味がないのでルーツを探るのが難しい
  • 家系とか、墓を誰が守るのとか、本家とか分家とか、楽しいことばかりではないのが「家」というもの。
  • 跡継ぎがいないと、墓石つきの墓に入れないらしいので、どうしようかなぁ・・・。

 

多くのご意見をいただきまして、誠にありがとうございました。

少子化対策にも貢献できる可能性を秘めているのが凄い。

次回以降のいのちの積み木ワークショップに活かしていきたいと思います。

 

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まとめ

寺子屋ブッダラボで初披露された「いのちの積み木ワークショップ」

講師をされた井上広法先生が「大成功!」と太鼓判を押す内容でもありました。

 

個人的には、その中でも課題が見えてきました。

次回以降のワークショップに活かしていくことはもちろんですが、石屋として皆さんのご先祖様への想いを悩みをどう解決していくのかということ。

 

今回の参加者の中にも、ご先祖様のデータを記録してあるお墓を辿ることが難しい方もいらっしゃいました。

諸事情があってお墓の建立が難しい人のためにもご先祖様を大切にしながら提案できるサービスがあれば良いとも思いました。

そして、何よりもご先祖様の素晴らしさを伝えていくことが最も尊い使命であると感じました。

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この記事を書いた人

中野良一のアバター 中野良一 羽黒石材工業㈱営業部長

1級お墓ディレクター・1級土木施工管理技士
見に見えない存在であるご先祖を「見える化」した【いのちの積み木】→http://senzo.inotinotsumiki.com 雪のように白くてキレイな【淡雪五輪塔】のプロデュース。

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