空いたスペースに癒しの坪庭を作りたい!
坪庭っていいですよね。あるとホッとします。
私は1級土木施工管理技士の資格を持つ土木技術者の側面もあるのですが、かっちりした庭をつくるのは得意でもわびさびのある庭は、ちょっと専門外です。
そういった意味では今回紹介する燈籠を利用した坪庭は、素人のDIYのようなものです。
ただ、石屋としての目利きがあるので、伝統工芸士の燈籠をドンと据えて、頑張って作ってみました。
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目次
DIYでの坪庭の作り方
坪庭の話をする前に細かいのですが、坪庭の定義を確認。
坪庭とは
屋敷内の建物や塀などで囲まれたごく小さな庭園。小庭。
参照元:webkio辞典
はい、厳密に言うと屋外なので坪庭ではないですね。
他にも合う言葉がないか探したのですが、しっくりくるのが坪庭。
屋内でも応用できるだろうということで、坪庭として紹介させていただきます。
お寺のご住職から依頼を受けて永代供養墓の図面を引いていたところ、ちょうど坪庭がつくれるスペースが空きました。
坪庭をつくったら癒しのスペースになりそうだ!とひらめいて、造園屋にお願いしようかと思ったら、施主さんが「中野さんにつくってもらいたい。」とのこと。
「えっ、造園の心得ないですよ?」
「いいよ、いい感じにまとめてもらえれば。」
「マジですか!」
ということで、坪庭をつくることになりました。
ただ、坪庭のイメージは何となくありました。
茨城県真壁の伝統工芸士さんの燈籠をメインに据えてつくるのです。
こういう坪庭の作り方もありだと思うのです。
自分の気に入った燈籠などの作品をまず決めてそれにあった坪庭づくり。
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茨城県真壁の伝統工芸士、小原正さんの置燈籠
茨城県桜川市真壁には、昔ながらの技法で燈籠をつくる伝統工芸士がいます。
その中で、今回は小原正さんの置燈籠を使わせてもらうことにしました。
展示会で、小原さんの作品を見せていただきました。
素晴らしい燈籠などの作品が並ぶのですが、お目当ては小型の置燈籠。
坪庭にはちょうどピッタリ合うものがあったので、採用決定!
そして、小原正さんの置燈籠を使用して作った坪庭がこちら。
頑張りました!
周りの石も安山岩系統の石を見つけてきて並べてみました。
緑色がアクセントになる龍のひげは、お寺の裏に生えていたのを引っこ抜いてきて植えました(笑)
防草シートが砂利の下に敷いてあるので、草も生えにくいんですよ!
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まとめ
プロの造園屋から見たら、まだまだだと言われるかもしれませんが、伝統工芸士の燈籠がビシッとしているので、まとまって見えるかと思います。
こういう仕事も楽しいですね。
自分でデザインを想像して好きな灯篭を見つけてきて作るのは面白いです。
茨城県近郊の方、桜川市真壁には伝統工芸士の素晴らしい燈籠などの作品の数々があるので、ぜひ、見にいらっしゃってください。
もし、ご依頼があれば私が案内さしあげます!
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