石灯籠(とうろう)の種類について解説|販売している産地は?価格はいくら?

徽軫灯籠 兼六園

徽軫灯籠 兼六園

日本の伝統と”わびさび”を伝える石灯篭。

日本庭園には欠かせない存在で、神社やお寺に行くと必ずといっていいほどあります。

なかの
こんにちは、1級お墓ディレクターのなかのFacebook Twitter自己紹介)です。

灯篭は、仏教の伝来とともに日本に来て、奈良時代に寺院建設が盛んになったころから多く作られるようになりました。

灯籠は、名前の通り火を灯す籠であり、木枠と紙で火が風で消えないように囲いをしたものです。

 

現在は、電気で明るいので、あまり燈籠に火を灯すことが少なくなりましたが、昔は貴重な灯りでもありました。

それでは、石灯籠(とうろう)の種類について解説|販売している産地は?価格はいくら?をお送りします。

 

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主な石灯籠の種類

春日灯籠

春日燈籠(春日大社)

春日型(春日大社)参照 wikipedia

灯籠と聞くと、春日灯籠を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

形も大ぶりで存在感があり燈籠の代名詞とも呼べるのが春日灯籠です。

竿が長く、あかりを灯す火袋が高い位置にあるのが特徴でになります。

春日灯籠(旧池田氏庭園・秋田県大仙市)  参照

春日灯籠(旧池田氏庭園・秋田県大仙市)  参照 wikipedia

現在の型は、春日大社の灯篭を元に火袋が六角柱で二面に雌雄の鹿が彫られ、他の二面に雲形の日月、残りの二面は彫り抜かれています。

 

雪見灯籠(丸雪見・角雪見)

丸雪見灯籠/3脚

丸雪見灯籠/3脚(旧池田氏庭園・秋田県大仙市) 参照 wikipedia

笠を広げた感じがなんとも風流な雪見灯籠

この笠、実は機能的に優れていて、水際に設置すると水面を照らすことができます。

なので雪見灯籠は水辺に置くことが多いです。趣のある独特の姿から人気があり、水のない庭に置かれることも多いですが。

足は3本のものが主流で、笠の丸い丸雪見と六角形の六角雪見があります。

 

岬灯篭

岬灯籠(桂離宮)

岬灯籠(桂離宮) 参照:http://blog.goo.ne.jp/tom33aa/

灯台のように庭園の水面に置く岬型灯篭。まるで岬にある灯台のように水面を照らします。

雪見灯籠のように水面に置くのが基本ですが、可愛らしい姿と、小ぶりでどこにでも合わせやすいことから水のない庭に置かれることも多いです。

 

 

織部灯籠

織部灯籠(宇治放生院)

織部灯籠(宇治放生院) 参照:http://blogs.yahoo.co.jp/yamaibaaosainaikyo/

柱の頭がぷくっと膨らんだ感じが特徴的な織部灯籠

桃山時代の茶人、古田織部が創案したものされています。

夜の茶会の為に露地の明かりに用いられました。

 

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石灯籠の販売場所と価格は?

ネットでも販売している灯篭

石灯籠ですが、中国で加工された小型でネットで購入できる1万円程度のものから、伝統工芸士がつくった百万円程度もする本格的なものまであり価格はピンキリです。

ただ、正直な話。燈籠を見慣れた私の目から見ると、中国製の安価な灯篭は細部が雑でとってもチープなのは事実。ほんとがっかりするぐらい雑です。

燈籠はわびさびが大切なので、少々価格が高くても納得のできるものを購入された方が個人的には良いと思います。

できれば、実物を見て購入するのがベストですね。

 

ネットでの燈籠購入をおススメしないのには、他にも理由があって、石燈籠はコケが生えて情緒溢れる姿になって価値を増します。

できたての燈籠は価値が低いのです。

石灯籠屋さんは、出来上がった状態のきれいな石灯篭に半年ぐらい水を毎日掛け、いい塩梅に風化させます。

ちなみにコケは、輸出入禁止で税関で止められてしまいます。なので、中国産燈籠ではできません。

日本に持って来てから水を撒けば別ですが、もともと安物ですし、そこまでして価値を高める必要もないと思われます。

 

墓石と石灯篭とでは、最適な石が違う!

墓石に用いて良い石と、灯籠に用いて良い石とは違います。

島根県産の来待石は、出雲石灯篭で有名です。来待石は、石灯篭や石彫刻に最適なんですね。

柔らかくて加工がしやすく、風化も早いので、コケも生えやすいからです。

 

茨城県の真壁も石灯籠で有名ですが、真壁石は、墓石にも利用できるぐらい硬質で風化にも比較的強いので、わびさびを出すのに手間が掛かるそうです。

なので、質の良いものよりは、少し柔らかくて劣るものが燈籠の材料として好まれます。

 

実物を見ないと石灯籠の良し悪しはわからない。

先ほども書きましたが、灯篭を購入するのなら、実物を見ないと判断できません。

お庭に置かれることを想像しながら、石灯篭を見て回るのも楽しいかと思います。

先に挙げた、出雲石灯籠の他にも日本には石で有名な産地があります。

 

日本石材三大産地

  • 茨城県 真壁
  • 愛知県 岡崎
  • 香川県 庵治

こういった産地に出向いて、ゆっくり探すのも趣深いのではないでしょうか?

 

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まとめ

簡単にですが、石灯篭の種類と、石灯籠の産地を説明させていただきました。

風流な石灯篭は、庭園になくてはならないものですよね。

日本には、素晴らしい石灯籠をつくられる、伝統工芸士さんなどの石工がいらっしゃいます。

 

茨城県真壁の産地であれば、灯篭をつくっている伝統工芸士と仲良しなので、案内して説明してさしあげることができます。

【魔除けになる】茨城県の伝統工芸士、加藤幸彦さんの石彫刻が迫力あり過ぎて凄い!

2017.08.10

【DIY】燈籠のある素敵な坪庭の作り方を紹介

2017.12.22

こちらで記事にした加藤さんや小原さんの他にも伝統工芸士である根本さんや杉山さんをご紹介することができます。

 

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