山砂(真砂土)を敷いた庭に台風レベルの大雨が降ったらトンデモナイことに!?【転圧の仕方やコツ・下地について】

山砂 庭 DIY

先日アップした山砂の施工と価格を納めた動画が、大変好評で、このCHでも過去にない速度で1000回再生をされて、現在もドンドン伸びています。とても嬉しいです。山砂は低コストなのにも係わらず、見た目が良くキレイなのが人気の秘密なのだと思います。

それで、山砂について多くの質問が来ているのですが、今回は、「山砂の庭に大雨が降ったら流れていかないの?」という質問について1級土木施工管理技士という土木のプロの立場から解説させていただきます。

なかの
こんにちは、1級お墓ディレクターのなかのYoutube Facebook Twitter自己紹介)です。

お墓に関するブログを10年以上書き続けているお墓のプロであり、稲田石の採掘元であり石材加工をしている羽黒石材工業の営業部長です。

いのちの積み木という見えないご先祖様を見える化したおもちゃを使ったプロジェクトプロデューサーでもあります。

けっこうDIY系のyoutubeやブログって素人が上げられていることが多いのですが、有資格者がDIYをすると目線が違います。なるべく品質をあげながら、コストを抑えて見栄えが良くなるポイントを知っているからです。

公共事業などでは、100%に近い品質を目指す必要がありますが、DIYであればコストも考えてほどほどで良いと考えています。だけど直ぐに壊れたり補修が必要になるとさらにお金がかかって本末転倒になるので、それは避けたいところです。

この辺りの見極めは理論がしっかりしていないと無理なので、素人でDIY系のyoutubeやブログを上げられている方々には難しいです。

また山砂は元々花崗岩が風化してできたものですが、花崗岩を採掘する会社に勤めているので、取り扱いにも慣れています。

実は、山砂は転圧しないとドンドン流れていってしまいます。先日の動画で紹介した私の家の庭も勾配がけっこうありました。施工した後に台風に近いぐらいのかなりの大雨が2度ほど降っています。

なので、山砂を施工した庭が大雨の後にどのようになるのかを実際にお見せすることができます。

具体的な転圧の仕方やコツ、山砂の下地には何が相応しいのか?

せっかく山砂を敷いても雨で流されてしまっては元も子もありません。DIYで施工しようと考えている方にとって、確実に参考になるはずです。

キレイで後々までメンテナンスが少なくて済む山砂の庭が欲しい方は、ぜひ最後までご覧になってください。

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山砂(真砂土)を敷いた庭に台風レベルの大雨が降ったらトンデモナイことに!?

それでは、実際に大雨が降った後の庭をご覧になってください。トンデモナイことに!ということで煽りましたが、実際にはそんなことはありません。実際に転圧が終わった後の状態と見比べてみてください。

勾配があるので雨水と共に表面の山砂が多少流されてきていますが、この程度です。まだ山砂を敷いて落ち着いていないうちに台風に近いレベルの大雨が降ったからこうなりましたが、もっと落ち着いていけばさらに安定していきます。

これは車のタイヤで転圧しただけです。本来は1t程度のハンドガイドローラーかプレートコンパクターがあれば完璧ですが、DIYであれば車のタイヤだけで十分です。専門的な転圧機械はなかなか用意できないでしょうから。

気になる方は、お近くの建機リース屋に声を掛けてプレートコンパクターを借りるのもよろしいかもしれません。一般の方でも現金払いで対応してくれるところもあります。

車で転圧するような広い庭ではない場合、もしくは車でも端の方には転圧しきれない場所がどうしても出てきますが、それについては後半で実例付きでご紹介します。その前に山砂の雨に非常に弱い性質についてお話をさせていただきます。

雨水に非常に弱い山砂

山砂は、転圧をしない状態だと雨水に非常に弱く、水分を含んで流されていってしまいます。これが顕著に表れるのが土砂災害です。

近年は毎年のように異常気象が続いていますが、昨年は、日本全国各地の川が決壊して多くの人命を奪い大きな被害をもたらしました。山でも土砂崩れが起き、住宅を飲み込んだり道路を破壊したり被害を引き起こしています。

これについては、以前ブログで記事を書いておりますので、ぜひご覧になってください。

花崗岩が風化してできた真砂土(まさ土)が大規模土砂災害を引き起こす。けど利用価値があるんです。

2016.05.26

山砂は水分を含みやすい性質があります。そのために山砂が多い地質は土石流が起こりやすい地質であり、大雨により地盤が緩み被害が起きてしまいます。

山砂を敷いた庭をそのままにして雨が降ってきたらどうなるかと申しますと、水分を含んでグズグズになってしまいます。勾配が無ければそこから流出することがありませんが、足で踏んだだけで動いてしまいますし、見た目に良いものではありません。

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山砂を転圧をすると雨水を弾く!

山砂を転圧するとその表面を水が流れていくようになります。これは粒子同士が密になるためで水が浸入する隙間が少なくなるからです。

勾配がある庭だと水が山砂の上を流れていくようになり、勾配がない庭だとゆっくりと浸透していくことになりますが、山砂の硬い層をつくることで水に対抗できるようになります。

もちろん人が歩いたぐらいで動くことはなく、車が走ってもタイヤの跡すらつかなくなってきます。

山砂の下地は何がベストか?

山砂の性質から、転圧の意味まで一通り説明してきましたが転圧の重要性がおわかりになったと思います。ここから更に山砂だけでなくその下地について説明していきます。

かなり専門的な話をしてきたかと思いますが、ここから先はさらに経験を積んだプロならではのノウハウになっていきます。のちのちのメンテナンスを含めての提案です。

山砂の下地は何が良いのか?という話ですが、できるだけ硬い方がいいです。例えば砕石の層だとベストですね。それは柔らかい土の層だと車が通った際に「わだち」ができてしまうからです。水はけが悪い土地だと下の土と山砂がこね繰り返されて混ざってグズグズになりがちです。

車が走らないとしても砕石が良くて、それは雑草が根を張りにくいからです。山砂は元々栄養が少なく草が生えにくいのですが、下に栄養に富んだ土があるとやはり生えてきます。下の層が砕石だと定期的に農薬を散布すれば簡単にメンテナンスできます。土地があまり広くないのなら防草シートを下に敷くという手もありますが、その場合には、高コストになりますが、半永久的に持つこちらの防草シートをお勧めします。

後は、状況にもよりますが、砕石に山砂が食い込むので勾配のある土地だと土砂が流出しにくくなります。

狭い場所の転圧についてはどうするの?

それでは、車で転圧できないような場所をどう転圧するのかについてお答えしていきます。手っ取り早いのはタコ転圧です。

こいつでドンドン叩いて締めていけばかなりの効果があります。後は最終手段としては足で踏むことです。かなり原始的ですが、ぎゆっぎゆっと山砂を踏みしめることで締まります。

今回の工事でも隅っこは体重を掛けて足で踏んだだけです。自分の身体なのでコスパ最高です(笑)

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まとめ

最後は、”足で踏んで転圧する”というおよそ土木のプロらしからぬ話になりましたが、転圧機械を用意できないDIYだと有効な手段になります。

山砂には転圧が必要になりますが、それは山砂が非常に水を含みやすいことが理由になっています。勾配のある土地だとせっかく施工しても流出してしまいます。

のちのちまでメンテナンスを少なくしてキレイに仕上げたいのならしっかりと転圧しましょう!という話でした。

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