赤い色で注意喚起を促してくれるカラーコーン。軽くて重ねることができるので持ち運びも容易で、全国全土いたるところで皆さんの安全を守るためのアイテムとして利用されています。
このカラーコーンのですが、踏み込んでみるとけっこう奥が深いんですね。この記事では、そんなカラーコーンの世界に迫ってみます。
そんなカラーコーンの8つの活用方法と秘密について迫ってみました。
カラーコーンの8つの秘密と活用法
- カラーコーンの値段
- 強風でも飛ばないカラーコーン
- カラーコーンが熱さで溶けるってホント?
- 夜間も安全でピカピカ点灯
- 様々な色のカラーコーン
- バーを用いれば区域を区切ることが可能
- 具体的な注意喚起も可能
- えっ!和風なカラーコーンってあるの?
それでは、張り切って参りましょう!
目次
手軽に使えて便利なカラーコーン
工事現場で重宝するカラーコーン。パイロンという名前で呼ばれることもあります。道路工事などで距離が長いところに置く際には、トラックをゆっくり走らせ荷台から次々にカラーコーンを置いていくとかなり効率良く配置することができます。
基本的にカラーコーンは簡易的に安全帯を区切る時に利用されます。長期間侵入禁止にしたい場合には、単管パイプを利用した重量のあるA型バリケード、その日の工事のために利用する場合にはカラーコーンとバーといった感じですね。カラーコーンは安価で、取り回しが利くので工事現場には欠かせない存在です。
それは、カラーコーンの三角錐の形が秀逸だからであり、またコンパクトに重ねることができて嵩張らないのも大きな理由です。そんなカラコーンですが、シーンに応じて様々な利用方法があります。
カラーコーンの8つの秘密と活用法
①カラーコーンの値段
カラーコーンのサイズはだいたい700mm程度が多いようです。その700mmの高さのカラーコーンで価格を比較してみると、値段には300円~1200円と大きな開きがあります。
これは、使用している材質が違うからで、重量も軽いものからずっしりとくるものまであります。
用途別に考えるべきで軽くて安い材質のものだと、屋外で使用していると紫外線にやられて1年もするとボロボロにひび割れてきてしまいます。重量があり頑丈なカラーコーンはずっと持ちます。
けど、いずれにしても数年で寿命を迎えてしまいます。だいたい根本の辺りでバキバキになって割れる。なので基本的にカラーコーンは長期間使用できるものではないと考えた方が正解です。
②強風でも飛ばないカラーコーン
台風の後などにカラーコーンが飛んでいるのを見かけたことがある人も多いと思います。カラーコーンは強風に煽られると簡単に飛んでいってしまいます。なので、飛散防止にゴム製の重しを利用することになります。
これでいくらか風に強くなりますが、ハッキリ言って強風が吹くとこれでも飛んでいってしまいます。台風の前にはゴム製の重しを二枚・三枚重ねるとか、土嚢で押さえるなどの対策が必要になります。
③カラーコーンが熱さで溶けるってホント
カラーコーンは、高密度ポリエチレンから軟質塩化ビニルまで価格に応じて材質に差があります。高密度ポリエチレンだと耐熱温度は90~110℃、軟質塩化ビニルだと60~80℃になります。
昨今の真夏の気温はかなり高いですが、アスファルトの温度が60℃を超えることもざらです。気が付いたらカラーコーンが溶けて無くなっていたなんてこともありますので、屋外での利用には安くて軽い軟質塩化ビニル製ではなくて、しっかりとしたカラーコーンを選ぶようにしましょう。
④夜間も安全でピカピカ点灯
カラーコーンは安全管理に便利で欠かせないものですが、夜間だと視認しにくくなるという弱点があります。反射シールが巻いてあるカラーコーンがありますが、明かりを照らさないと反射せず、それだけでは歩行者が気づきにくく、返ってけつまずいたりして第三者災害を引き起こす恐れもあります。
そんな時に便利なのが、カラーコーンの頭に刺すことができる工事灯です。太陽光パネルがついていて昼間に蓄電し暗くなるとピカピカ点灯します。これがあればカラーコーンでハッキリ危険なところを示していることになるので、安全性も高まりますね。
⑤様々な色のカラーコーン
道路工事などの巷で良く見かけるのは注意喚起に相応しい赤色のカラーコーンかもしれませんが、用途に応じて様々な色があります。例えば緑のカラーコーンならばそれほど危険な場所に利用せずにさりげなく自然に溶け込みながら進入禁止区域に立ち入らせないように配置することができます。
真っ黒なカラーコーンもあり、使いどころを考えるのも面白そうですね。
⑥バーを用いれば区域を区切ることが可能
カラーコーンが便利なのは、点と点であるコーンをバーでつないで線で区域を区切ることができることです。これってかなり使い勝手が良くて優秀な機能ですよね。
カラーコーンってシンプルな形だけど、本当に良くできていると感じます。このコーンバーにも様々な色の違いがあり、シーンに合わせて使うことができます。
⑦具体的な注意喚起も可能
さらにカラーコーンには優秀な機能があります。先ほどの工事灯はカラーコーンの頭に電灯を刺しましたが、他にも様々な注意喚起ができるアタッチメントがあるのです。
例えば、こんな感じで喫煙所を明示することができたら、とてもわかりやすいですよね。
種類も豊富で、様々な用途に利用することができます。カラーコーンの頭に刺すタイプの他にもカラーコーン自体に被せて大きく表示できるタイプ。またコーンバーに取り付けることができるタイプもあります。
⑧えっ!和風なカラーコーンってあるの?
最後は、ちょっとカラーコーンをおしゃれに変える商品のご紹介です。その名も『和コーン』。
カラーコーンはどちらかというと無機質で、あまり見た目にカッコいいものではありません、だけどちょっとした工夫でおしゃれに変わるのです。
こちらの和コーン、カラーコーンの外側から竹製の網を被せて使用します。上の写真は中身のカラーコーンが赤なので今一ですが、茶色だったり緑のカラーコーンを使用するとぐっと雰囲気が高まります。
ほんと、和庭園にもマッチするカラーコーンに変身。神社仏閣で利用しても違和感なく、しかも高級感さえ漂わせるカラーコーンになります。
まとめ
巷に溢れているカラーコーン、実は可能性に満ちた商品であることをわかっていただけましたでしょうか?ちょっと用途を見直してみると様々なシーンに利用できることができます。
軽くて安くて扱い安いカラーコーン。ぜひ皆様も活用してみてはいかがでしょうか?
1級土木施工管理技士の「なかの」はこんな人ですよ。
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羽黒石材工業株式会社
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