砂利を駐車場に敷きたい。
でも、砂利はじゃらじゃらとズレてしまい、車が走るとわだちができてしまいます。
なので、砂利じゃなくて粒の大きさにバラつきのある砕石がいいですよ~というお話を以前しました。
駐車場をコンクリートやアスファルト舗装にしてしまえば、硬くて走りやすいですが、なんか味気ない気もしますよね。
砂利ズレ防止材は、キレイな砂利を見せたい場合に重宝しますし、長期間に渡って景観を維持することもできます。
ということで砂利ズレ防止剤について紹介していきます!
目次
砂利ズレ防止材ってどんなもの?
駐車場に敷いても砂利が動かないようになる砂利ズレ防止剤とはいったいどんなものでしょうか?
こちらは、住宅用建材でも有名な積水化学の砂利想いという商品です。
ちょっとマニアックな商品なので、ホームセンターよりは、ネット通販の方が見つかりやすいです。
下のAmazonや楽天市場をクリックすると商品購入ページに移動できます。
この砂利想いという砂利ズレ防止剤、何となくどのように利用するのかお分かりになりますでしょうか?
次は、同じ砂利のズレを防止する建材であるオランダ生まれのグラベルフィックスプロ。
蜂の巣のようなハニカム構造で強度を持たせるそうです。
こちらもマニアック商品なので、Amazonなどで探した方がいいです。
もうお分かりですよね。
砂利想いもグラベルフィックスプロも下に敷いて、その上を車や人が通るようになります。
同じ砂利ズレ防止剤ですが、ハニカム構造ということで強度があります。
グラベルフィックスプロについては、実際に施工されたものを検証しております。口コミ付き!
砂利ズレ防止材の価格は?
砂利ズレ防止剤の価格はどのくらいかと申しますと、砂利想いもグラベルフィックスプロも価格は1m3辺り5000円程度します。
砂利の価格と施工手間を考慮すと、アスファルトやコンクリート舗装とそん色ない価格になってきます。
砂利ズレ防止剤はパット見プラスチックのような外見なので、少しお高い印象を受けます。
車の加重に耐えられる構造だけはあって、見た目はシンプルでも素材が高価なんですかね。
砂利ズレ防止材のメリットは?
砂利想いやグラベルフィックスプロのような砂利ズレ防止剤のメリットは、
- 景観
- 砂利ズレ防止
- 排水性
- 表面温度上昇の抑制
になります。
砂利ズレ防止剤は、砂利の景観の良さや透水性を最大限に引き出しつつ、ズレないのがメリットです。
砂利を利用した駐車場や通路は、神社・寺院・霊園・和風建築などに合います。
コンクリートは排水性はありませんし、浸透性アスファルトはありますが、砂利の方が水はけが良いです。
また、ヒートアイランド現象の原因にもなっているアスファルト舗装に比べて、日照による表面温度上昇を抑制します。
砂利ズレ防止材の施工はDIYでも可能?
さて、そんな駐車場に利用される砂利ズレ防止材ですが、どのように施工をするのでしょうか?
ハニカム構造のグラベルフィックスプロの施工の様子です。
施工は、コンクリートやアスファルト舗装と違って容易です。
生コンやアスファルトは、取り扱いた大変で、人数を掛けて一気に施工しなければなりません。
その点、砂利ズレ防止剤である砂利想いもグラベルフィックスプロも1人でも十分DIYで施工できます。
注意すべきところは、下地づくりでしょうか?
砂利ズレ防止材を並べていかなければならないので、水平にする必要があります。
砂利想いは、グラベルフィックスプロと比較すると不織布を下に敷かなければならないという手間が増えます。
また、プレートコンパクターで入念に転圧をする必要があります。
この砂利ズレ防止材は、隙間に砂利を隙間なく埋め込むことで車の加重にも持たせる構造です。
しっかりと振動を掛けて、沈み込ませなければなりません。
個人でプレートコンパクターを持っている人は少ないと思うので、DIYでやるのにはここがネックになるでしょうか?
砂利については、こちらの記事でまとめてあります。
まとめ
駐車場や人が歩く通路に施工できる砂利ズレ防止材について説明してきました。
砂利想いとグラベルフィックスプロという2つの砂利ズレ防止材を紹介させていただいています。
どちらもそうですが、砂利の持つ自然の風合い・景観を活かしたい場合に有効になります。
お墓の専門家は沢山いますが、砂利の専門家って案外いません。
近所にあった大手の砂利屋さんも売れないようで、規模を縮小してしまいました。
昔はお墓にもどんどん利用していたのですが、石張りが多くなって需要が少なくなりマニアックになっているんですね。
事業所も遠くに行ってしまい、気軽に相談できない感じです。
コメント
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[…] 参考サイト:おはかのなかのブログ 【秘密兵器】砂利ズレ防止材で駐車場や通路の景観が美しくなる! […]