全てが茨城県産稲田石の洋型のお墓。
いや、ちょっとだけ違いました。
実は、門についている表札と家紋の部分だけは、神奈川県産の本小松石をワンポイントで使用しています。
なのでオール稲田石という訳には至っていません(細かい)
ほぼ、稲田石の洋型のお墓ということでご了承ください。
茨城県産稲田石の魅力は、何と言ってもその白さです。
御影石に馴染みのない方にはピンとこないと思いますが、この白さはなかなかありそうでないのです。
そこが稲田石が稲田石たるゆえんです。
ということで茨城県産稲田石でつくった洋型のお墓を紹介していきます。
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目次
茨城県産稲田石は白さが魅力!
白い稲田石は、お墓をパーッと明るく見せます。
なので、昔から外柵材(お墓の周りの部分)によく利用されてきました。
こんな感じですね。
ちなみに左側のお墓の石塔は、新潟県産の草水石。
右側が茨城県産の真壁小目石になります。
服のコーディネートと同じで白は他の色と合わせやすいんです。たぶん。
ごめんなさい、実は服を選ぶ際にあんまりコーディネートを深く考えないので、よくわかりませんが、お墓のコーディネートには稲田石は合わせやすいです。
今回、紹介するお墓はドン!と全てが稲田石です。
潔よし!
『凄く白いでしょう!』と言いたいところですが、陰があるのでそこまで白く見えないですかね。
稲田石は、ごま塩模様なので、日陰だとグレーも強くなります。
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稲田石はピカピカに磨くとやたらツヤが出る!
茨城県産の稲田石は、ピカピカに磨くとかなりツヤがでます。
これには科学的な根拠があって、稲田石に含まれる鉱物で石英の割合が多いんですね。
簡単に言うと、石英は水晶と同じで硬くて磨くとツヤがでます。
なのでこの写真のように品の良いツヤがでます。
全然簡単じゃないし、何を言っているのかわからないと感じた方は、稲田石=ツヤが良くでるということだけ覚えてください。
穴ボッコが空いていますが、ここに冒頭で触れた神奈川県産の本小松石でつくった家紋をはめ込んでいます。
なんで本小松石を入れたのかと言いますと、稲田石に緑がかった本小松石の色合いが合うんです。
あとは、まともに使用したら超高額石種な本小松石をワンポイントなら安く入れられるという、ちょっとだけセコイ感情が入り乱れて提案させていただきました。
本小松石は皇室御用達の由緒正しい石です。
東日本で一番高額な石とも言われていますし、そんな石をアクセントとして取り入れるのも面白いと思います。
改めてこんな感じ。
白さがとツヤが引き立つ稲田石のお墓は、ほんとうに品が良いと感じます。
稲田石は秘かに白い貴婦人とか言われています。
うん、稲田石いいんですけどね~。
関東ではメジャーな石種で、中国稲田や桜稲田なんて偽物石種が現れる始末なのですが、西日本ではトント人気がありません。
私の夢は、一生に一度でいいから、西日本の方に稲田石でお墓を建ててもらうことです。
そしてそのお墓を目の前で見たい!
関西で人気の大島石や庵治石と組み合わせてもいいお墓ができると思うんですけど。
だれか実現してくれる石屋さんがいたらぜひ、ご相談ください。
→お問い合わせはこちら
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まとめ
私は稲田石を採掘する石材店に勤めているので、どうしても愛情がにじみ出てしまうのはご了承ください。
でもやっぱりいい石です。稲田石。
スッキリするというか、白っていいですよね。
私の車も白です。
そんな白い稲田石でお墓を建てててみたいという方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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