日本人の死後の捉え方が切な過ぎて泣ける動画『walking tour』

ご先祖様 動画 walking tour

巨大掲示板2ちゃんねるが元になって作られたFlash動画なのですが、日本人の死後の考え方を上手く表した動画があるので紹介します。

Walking Tourというこの作品は、電子掲示板サイト「2ちゃんねる」のキャラクターが登場する作品で、2002年8月の公開後に大きな反響を呼び、インターネット上の口コミなどで広ましました。

 

2006年9月には学研から絵本として発売されています。

人気があったために何度か作り直されて今回紹介する動画は3代目になります。

 

本当に、思わずグッときてしまう動画なので、まずはご覧ください。

 

WALKING TOUR

 

僕たちは歩いてる

時間軸を 過去から未来へ

ずっと歩いている

 

一人で歩いているわけじゃない

家族、友人、恋人

みんな一緒に歩いている

 

それは永遠に続くようで

続かないこともある

 

足を止めてしまった人とは

もう一緒に歩くことはできない

 

だけど

その人は

「いなくなった」わけじゃなくて

そこに立っている

 

ずっとそこにいて

僕たちが歩くのを見ている

いなくなったんじゃない

いつまでもそこにいるから

安心して

僕たちは歩き続けよう

 

そう 本当は

「いなくなった人」なんていない

みんな そこにいて

僕たちが歩くのを応援している

 

だから

歩け!

 

「ずいぶん歩いたなぁ」

「さすがに疲れた・・・」

「そろそろ・・・」

「立ち止まっても・・いいか・・な」

 

「ふう・・・」

トントン

「やっと逢えたね」

「あ・・・」

 

「あれ?俺、君が止まってから随分歩いたと思うんだけど、なんですぐ後ろに?」

「人間が一生に歩く距離なんて振り返れば短いものなの」

「なーんだ、もっとのんびり歩いてもよかったかな」

「それより、ほら、あなたの家族が・・・」

「まだあなたを見てますよ」

 

「・・・ゴルァ! 後ろばっかり見てると、つまずくぞ!」

 

「前を向いて・・・」

「しっかり歩け!!!」

 

いなくなった人なんかいないんです。

ずっとそこで見守っていて、歩いている家族を、応援してくれています。

 

そして、歩いていた人もいつか止まります。

そして応援するんです。

歩いている家族を・・・

 

つながっていくんですね。

本当に尊い命の連鎖だと感じます。

 

お墓参りに行きたくなりました。

この尊い命の連鎖をギュッと凝縮して感じられるのがお墓です。

「足を止めてしまったけれど、ずっとそこにいて見守ってくれる人達」に感謝をしたいのです。

 

応援し続けてくれているからこそ、安心して歩き続けることができるんです。

 

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この記事を書いた人

中野良一のアバター 中野良一 羽黒石材工業㈱営業部長

1級お墓ディレクター・1級土木施工管理技士
見に見えない存在であるご先祖を「見える化」した【いのちの積み木】→http://senzo.inotinotsumiki.com 雪のように白くてキレイな【淡雪五輪塔】のプロデュース。

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