まるで青空との境目が溶け込むような、きれいな青色をしたネモフィラの丘。
一つ一つの花はかわいらしい小さな花弁なのですが、丘一面を埋め尽くし、壮大で幻想的な景色を見せてくれます。
実際に目の当たりにすると日常ではありえない色のコントラストの風景に、感動することうけあいです。
そんな茨城県ひたち海浜公園にあるネモフィラの丘は、見ごろの時期になるとTVや雑誌で頻繁に取り上げられます。
今や、日本だけでなく世界中から見物客が集まる国際色も豊かな一大花見スポットになっています。
実際に、見に行ってみると、人・人・人。
ネモフィラの丘を登る通路が、何かの聖地に訪れる巡礼者が連なっているような人の行列で埋め尽くされています。
ゴールデンウィークの最盛期には1日の入園者数が8万人を越える日もあります。
ディズニーランドとディズニーシーを合わせたディズニーリゾートの1日辺り平均入場者数が7万人ということで、どれだけ多くの人が来場しているのかご想像できるかと思います。
そんなひたち海浜公園とネモフィラの丘の紹介をしつつ、地元民ならではの渋滞回避術もお教えしていきます。
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目次
国営ひたち海浜公園について
ひたち海浜公園 住所・時間・電話
- 所在地:〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605−4
- 開園時間:
3月1日〜7月20日 9:30〜17:00
7月21日〜8月31日 9:30〜18:00
9月1日〜10月31日 9:30〜17:00
11月1日〜2月末日9:30〜16:30 - 電話:029-265-9001
- 4月29日(土・祝)~5月7日(日)は朝7時30分に開園します。
- こどもの日の5月5日(金・祝)は、小中学生の入園料が無料になります。
年間来場者数200万人超えの巨大公園
ひたち海浜公園は、花のテーマパークとして国が運営する観光スポットです。
開園面積は約200haと広大で、ディズニーリゾート2個分、東京ドームの敷地面積の43個分もの広さになります。
園内には、サイクリングコースも整備されいて、広大な園内を自転車で見て回ることもできます。
BMXコースや林間アスレチック広場、バーベキュー広場、遊園地があり、年間を通して、様々なイベントが開催されています。
休日にゆっくりの~んびり過ごすのもいいものですよ♪
日本最大級のロックフェスROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロック・イン・ジャパン・フェスティバル)の会場でも有名ですね。
こういった大型イベントも含めて、ひたち海浜公園の年間入場者数は、年々増え続け平成27、28年度は、年間入場者数200万人を超えています。
春のネモフィラ、秋のコキア
各所には大規模な花畑があり、四季折々の草花を楽しませてくれます。
- 春:スイセン、チューリップ、ネモフィラ
- 夏:バラ、ジニア、ヒマワリ
- 秋:コキア、コスモス
なかでも有名なのがネモフィラとコキアです。
コキアはネモフィラの丘と同じ場所で見ることができます。
真っ赤になってモフモフしているコキアもインパクト大です。
青空に溶け込む幻想的なネモフィラの丘
2017年4月23日のネモフィラの丘の映像です。
8分から9分咲きといったところでしょうか。
ネモフィラの見ごろは、4月中旬からGWにかけてです。
※2018年は3月が暖かかったこともあり、GW前にネモフィラの見ごろを迎えそうです。
GW中に訪れるのを楽しみにしていた方、残念!!
ドーンと目の前にネモフィラの丘が広がる風景は、他に形容しがたいくらい幻想的で、見るものを魅了します。
ひたち海浜公園の入口からネモフィラの丘までは軽く1kmぐらいあるのですが、ずっと人の波です。
途中にチューリップの花畑や噴水、卵の形をした変わった形の遊具があり、移動中も飽きません。
私が訪れたのがGW前の日曜日ですが、そうとうな人手があるように感じました。
GW(ゴールデンウィーク)になると、もっと凄くなり、12日間で50万人を超える来場者数になります。
ひたち海浜公園の渋滞事情
ネモフィラを見るために周辺の道路や駐車場はパニック!
ひたち海浜日本最大級のロックフェス『ロック・イン・ジャパン・フェスティバル』が行なわれる際には、1日辺り6万7500人で、4日間の入場者数は27万人になります。
フェスを企画する運営会社は、周辺の道路や駐車場の状況も考えてチケットの販売をするはずなので、ひたち海浜公園のキャパシティはだいたい1日辺り6万7500人ぐらいだと推定できます。
ひたち海浜公園には、2000台駐車できる「西駐車場」「南駐車場」と350台止められる「海浜口駐車場」の3つの駐車場があり、全部で4350台の車が止められます。
さらに、フェスやGW期間中には、周辺の駐車場を借りて開放しますが、ネモフィラの最盛期には8万人を超えるので、裁ききれなくなります。
ひたち海浜公園の周辺には、ファッションモールやCOSTCO、大型ホームセンターなどがあり、かなりの駐車スペースがあります。
本当はいけませんが、そこに車を止めて歩いてくる人も多く見かけます。
実は、私の奥さんの実家がひたちなか市で、ひたち海浜公園にはしょっちゅう来ています。
地元民ならではのおすすめ駐車方法を説明します。
おすすめは西駐車場
ネモフィラの丘に行くためのおすすめ駐車場は西駐車場です。
海浜口駐車場が最短なのですが、350台しか止められないので、開園9:30よりかなり早く行かないと至難の業です。
普通に行くのであれば、2000台止められる西駐車場がおすすめになります。
北関東自動車道で来た場合には、直通の常陸那珂有料道路に乗り『ひたち海浜公園IC』で降りた方が近いのですが、渋滞時には動かなくなります。
比較的入りやすいのが、『ひたちなかIC』で降りて、国道245号を北上して、西駐車場入口正面から入るコース。
せっかく『ひたちなかIC』で降りたのに、途中の信号で右折しようとして渋滞する車両を横目に、2車線の左側を走って一気に進みます。
右手にケーズデンキ、ビックモーターを越えて次の信号を右折します。
穴場は、常磐自動車道の那珂ICからのルート
混雑の具合にもよりますが、案外早いのが常磐自動車道の那珂ICから行くルートです。
那珂ICからひたち海浜公園まで14kmとそんなに遠くありません。
穴場のルートで、北関東道路だとひたち海浜公園が近くなるにつれ渋滞してしまいます。
ひたちなかICで降りることすら簡単ではありません。
その点、常磐自動車道の那珂ICは、案外近い割に地元民でもない限りほとんどの方は気がつきません。
東京方面や栃木・群馬方面からひたち海浜公園を目指して来る方は、疑問に思わず海に向かって北関東自動車道を東に走ります。
そこをあえて常磐道を北上するわけです。
那珂ICルートは帰路にもおすすめ!
帰りの際にもこのテクニックは使えます。
遠方から来られた方は『ひたち海浜公園IC』と『ひたちなかIC』から北関東道路に入ろうと集中します。
夕方の閉園17:00近くになってくるとわらわらと車が集まってきて北関東道路に乗るだけでも大変です。
乗ったら乗ったで、常磐道と北関東道がぶつかる友部JCTまで渋滞が続く地獄のルートです。
高速に乗るまで1時間、友部JCTまで1時間で計2時間を超えるような渋滞にはまり込む可能性もあります。
ところが、那珂IC経由だと、1時間掛からずに友部JCTまで辿りつけます。
通常時では、あきらかに遠回りですが、混雑時には、ずっと早くなります。
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まとめ
ひたち海浜公園とネモフィラの丘について紹介しつつ、大渋滞の回避法について触れてきましたが、いかがでしたでしょうか?
兎にも角にも、GW(ゴールデンウィーク)期間中のひたち海浜公園は、ネモフィラ目当てのお客さんで大渋滞必至です。
少しでも渋滞を避けて、楽しくひたち海浜公園を楽しめるように、ぜひ、参考にしてみてください。
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