現場打ちコンクリートの階段は一苦労、施工の様子を写真で紹介!

現場打ちコンクリート 階段

現場打ちの階段施工は、
段ごとに細かい仕事が必要になるので、
けっこう面倒です。

今回、UPした写真は、
階段下を全部、砕石で埋めてしまいましたが、
状況によっては、スペースを設けて、
物置にしてもいいんですよね。

暗くてジメジメしそうだから、
ゲジゲジなどの虫が好みそうということで、
断念しましたが。

それでは、
現場打ちコンクリートの階段は一苦労、施工の様子を写真で紹介!
をお送りします。

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現場打ちコンクリートの階段

宅地の造成工事ですが、
駐車場と住宅とが高低差があり、
階段を施工しました。

因みに、擁壁や駐車場の土間コン、
エクステリア、外灯などを含め、
一式工事を行っています。

現場打ちコンクリート 階段 階段を横から見た感じです。

階段の手すりを設置する部分(ささら)は既に、
コンクリート打設してあります。

現場打ちコンクリート 階段 ササラに丸いボイド管が刺さっていますが、
これは、のちにステンレス製の手すりの柱を差し込みます。

まずは、ササラと相手側の壁に、
赤鉛筆で階段の位置を墨出しします。

その後、階段内部に砕石を、
入念に締固めながら入れていきます。

更に、横のササラ部に、
ドリルで穴を開け差筋アンカーを打ち込みます。

現場打ちコンクリート 階段 その差筋アンカーを元に配筋していきます。

ギザギザに加工された鉄筋は稲妻筋と呼びます。

この稲妻筋、一本の鉄筋を加工しなければ、
意味がないので、加工も施工も一苦労なんです。

現場打ちコンクリート 階段

強度のある階段を作るためにも、
丁寧な施工を心がけます。

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現場打ちコンクリートの階段、生コン打設!

いよいよ、配筋も終えて、
生コンの打設に入っていきます。

まず、型枠の土台としての意味合いも込めて、
一度斜めに生コンを打設していきます。

現場打ちコンクリート 階段
蹴込部の型枠を施工して、
再度生コンを打設します。

バタ角を一本階段の芯に通して、
生コン打設の際に動かないように、
固定しています。

一段、一段仕上げていかなければならないので、
けっこう手間が掛かります。

現場打ちコンクリート 階段
そして、脱枠後、ノンスリップのタイルを、
階段の鼻先に施工して、
モルタルの薄塗りをして終了です。

現場打ちコンクリート 階段

肝心の、仕上がりの全体が分かる、
完成写真がないのがすいません。

周囲も含めて、無事、完成しました。

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まとめ

階段の施工は、細かくて手間が掛かります。
特に配筋や型枠の施工が大変です。

あと、私見ですが、縁起がわるいので、
段数だけは、13段にならないように気を使っています。

蹴上げの高さと踏みしろの幅で、
調節できます。

何となくですが、
13階段は避けたいですよね。

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この記事を書いた人

中野良一のアバター 中野良一 羽黒石材工業㈱営業部長

1級お墓ディレクター・1級土木施工管理技士
見に見えない存在であるご先祖を「見える化」した【いのちの積み木】→http://senzo.inotinotsumiki.com 雪のように白くてキレイな【淡雪五輪塔】のプロデュース。

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