海神(わたつみのかみ)の娘である玉依姫が御祭神の千葉県長生郡一宮町にある玉前神社。
一宮町は、東京五輪でサーフィンの会場になるぐらい波の良い海岸のある街で、一説によると玉依姫の御心のおかげでもあるという噂もあります。
サーファーと女性にご利益があり、子授け・子宝・縁結び・安産にご利益がある玉前神社。
特にお守りは、女性に身に持って欲しいお守り№1です。
ちょっと調べてみるとレイラインといって、出雲大社と富士山とを一直線に結んだたラインの最東端に位置するんですね。
更にとても由緒正しい神社で、上総国一之宮に位置します。
そんな調べれば調べるほど、ありがたくてご利益しか出てこない玉前神社ですが、参拝してきた様子をご紹介します。サーファー必見のお守りも紹介しますよ~。
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目次
玉前神社の御祭神、玉依姫について
個人的に神社に参拝する際には、そこに祀られているのがどんな神様なのかを調べるようにしています。
参拝をするに当たって、意味が深まりますし、ご利益がその分深まります。ここ大事。
なので、まずは玉依姫についての説明をします。
【奈良・吉野水分神社/玉依姫命坐像(1251年)】玉依姫命は、神武天皇の母。この像は彩色もよく残り、平安時代の姫君をモデルに下と言われるが、神社のご神体として秘仏になっており、非公開。 pic.twitter.com/LOXdk91yHe
— 美しい日本の仏像 (@j_butsuzo) 2017年6月17日
こちらは、玉前神社じゃありませんが、奈良県の吉野水分神社にある玉依姫命座像です。
水分神社という名前からもわかるように玉依姫を祭神とする神社は、水に緑のある場所にある事が多いようです。
玉依姫は海神(わたつみのかみ)や龍神の娘であったり、それらの神を祀る巫女であったりすることから、水の神または海の神とされています。
また神武天皇やクシミナカタなど、多くの子をもうけ、育てたエピソードを持つタマヨリヒメは子孫繁栄のシンボルともなっており、その事が聖母神としての側面を強調しています。
ご利益:安産、子宝、農業、漁業、殖産興業、商売繁盛、開運・方位除け、悪病・災難除け
玉前神社の鳥居
玉前神社の一の鳥居、朱色に塗られています。
ちなみに社名碑は真壁小目石、狛犬の台座は稲田石。常に石屋目線。
こちらは二の鳥居。石造りで趣がありますね。
その隣には、御神酒を飲める場所があります。
この御神酒、下の石を見ると茶色くなっていますが、けっこう鉄分多め。
お守りやお札を販売しているところに行くと、御神酒を入れるためのペットボトルを購入することができます。
神棚に大切に置いてあります。実は、鉄の味が強すぎて飲めないという理由もありますが。
我が家には、心のよりどころとなる国産神棚があります。いいものですよ~。
玉前神社本殿は改装中
玉前神社の本殿は、残念ながら改装中でした。2018年9月現在では、改葬も終わっているようです。
本来の本殿は、黒漆塗りで美しい姿をしているそうです。また見に来たいですね。
黒漆塗りの権現造りという珍しい社殿を有す当社は、古来より上総國一之宮と称えられ、皇室・武家・一般の人々の尊崇篤く「上総十二社祭り」と共に永々と護持されて参りました。多くの篤志を賜りました皆様のおかげを以ちまして、この度無事、平成の大修理が完遂致しました。この場をお借りし、心より御礼申し上げます。
3周すると願いが叶う『はだしの道』
時計回りに3周まわると願い事を叶えてくれる「はだしの道」
靴と靴下を抜いて、白玉砂利石の上を歩いて回りました。
私は、痛すぎて1周でギブアップしました。日ごろの不摂生が祟る。
玉前神社のお守りで心がときめく
御珠守と月日守
見た目も可愛らしい特徴的なお守り。
御珠守は、豊かな海の底で生み出された清らかな珠を入れたお守り。
自分の思いのままに伸び伸びと成長した生命感に満ち溢れた珠であり、この世に同じ形が二つとないものになります。
珠は、とんがったりゆがんだり傷があったりと不揃いですが、個性的。
それを「玉依姫の命」がおおらかにお見守り応援してくれているというコンセプトです。素敵。
これは私が購入しました。おおらかに育ちたい。
月日守は、女性の日々の生活のリズムを正し体と心の健康にご利益があるお守り。
人間の身体は7割が水分といわれ、潮の干潮と同じく人もまた月の影響を強く受け、感情の起伏や身体のリズムが生じると考えられています。
月の満ち欠け、潮の満ち干きを司る神様である玉依姫の命が、見守ってくださいます。
女性の生涯を通しての縁結び、子授け、安産、子育てにもご利益があるそうですよ。
奥さんが購入しております。
サーファー御用達、波乗守
波乗守は、サーファーの安全のみに留まらず、人生の荒波にも耐え開運の波に乗れるお守りです。
玉前神社のある千葉県一宮町は、サーフィンの町として有名で東京オリンピックでサーフィンの会場でもあります。
海岸近くの通りには、サーフィンショップが立ち並び、多くのサーファーで賑わっています。
水や海の神様である玉依姫が見守る一宮の地に、サーフィンが根付いて東京五輪が開催されるのも御心があってのことだと感じてしまうのです。
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まとめ
千葉県一宮町にある玉前神社。玉依姫が御祭神のこの神社は、女性的な優しさとオーラに包まれた神社だと感じました。
そして、女性にとって特にご利益のある神社であることを感じました。世の男性は、近くに来た時にには連れていかないとダメですね。
また、水や海を想像させる神社でもあります。
波乗守のような個性的で魅力的なお守りがあるのも面白いですよね。
観光地である千葉県外房に位置しますし、海産物も美味しい土地柄です。
おススメの神社ですよ!
上総國一之宮 玉前神社
住所:千葉県長生郡一宮町一宮3048
電話番号:0475-42-2711
アクセス:JR東日本外房線「上総一ノ宮駅」から徒歩8分。国道128号線沿い九十九里波乗り道路一宮インターすぐ(無料駐車場も50台分あり)
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