今日は、お墓に収める納骨袋の選び方についてお話をさせていただきます。
なぜ、この話をしようと思ったかと申しますと、私自身が納骨袋選びで失敗してしまったからです。
大きな納骨袋を購入しようと「大」と記載されているものを選んだのですが、実際に届いたものがぜんぜん小さかった経験があります。
今回は、そんな納骨袋選びの失敗を通して学んだことを、皆様にお伝えしてまいります。
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目次
納骨袋を失敗せずに選ぶ方法
お墓に納骨をする際に、骨壺から納骨袋に移して納める。
このスタイルはけっこう関西で多く、西日本を中心に多く見られます。
お墓という漢字は一番下に土がきますが、納骨袋に納めて土の中に埋葬するので、本来のお墓の理想に近い形ともいえるかもしれません。
それに対して、関東などでは基本的に骨壺のまま納骨室に置きます。それで33回忌のタイミングなどで、弔い上げをして納骨袋に遺骨を移して土に埋葬するか、もしくはお墓の中の納骨室がいっぱいになった時点で、土に戻します。
なので、基本的に市販で販売されている納骨袋は、最初から納骨袋で納める地域に向けてのものが多くなります。
骨壺のサイズと納骨袋のサイズが合わないと大変
また地域によって骨壺の大きさも異なります。
火葬場で焼かれたお骨を全骨収骨する地域と、部分収骨する地域があるからです。
関東では、全骨収骨するところがほとんどで、そのために骨壺も7寸(約21cm)と大きくなります。
反対に、関西では部分収骨が主なので、骨壺のサイズは5寸(約15cm)ぐらいが多くなります。
当たり前ですが、骨壺の径が違うので、納骨袋も関東であれば大きなサイズを購入する必要があります。
だけど、実際にAmazonで大サイズと記載されている納骨袋を購入したのですが、7寸の骨壺の口よりも小さかったのです。
少なくとも納骨袋の幅が32cmぐらいは必要になりますが、購入した骨袋はそこまでの幅がありませんでした。
そのために、お骨を袋に入れる際に、骨壺の淵からお骨がこぼれやすくなってしまいスムーズにできませんでした。
納骨袋が大きければ骨壺をひっくり返せば落ちるので全然変わってきます。
[ad#co-2]納骨袋を選ぶ際には大きさを気にする
また、納骨袋の深さも大きな要因になってきます。
7寸サイズの全骨収骨の骨壺だと沢山のお骨が入っている場合があるので、底の浅い骨袋だと入りきらなくなります。
入ったとしてもギチギチに袋に詰め込むのは、何か申し訳ないですよね。
深さが40cm程度だと厳しくなります。だけど、ネットで調べてみても大抵の納骨袋がだいたいこのぐらいの深さになります。
7寸骨壺にも合う納骨袋の紹介
それでは、7寸骨壺にも合う納骨袋を紹介していきます。
こちらは、南無阿弥陀仏の文字が印字されている納骨袋になります。
深さも63cmあるので、7寸骨壺で口いっぱいにお骨が入っていても余裕をもって入れることができます。
こちらは般若心経が印字された納骨袋。
納骨袋は無地もありますが、宗派に合わせてこういったお経が印字されたものを選ぶのもいいものです。
このように7寸タイプの骨壺でも余裕をもって入れることができる納骨袋がありますので、ぜひぜひ選んでくだいませ。
[ad#co-3]納骨袋選びはお間違いなく
基本的に需要の多い関西などの西日本向けが多い納骨袋。
小さい5寸サイズの骨壺が基準になるので、納骨袋が小さくて済みます。
なのでネットなどで「大」と記載されている納骨袋でも、7寸サイズの骨壺の地域では小さくなってしまいます。
だから、7寸サイズの骨壺でも十分に入るような容量の納骨袋を選択する必要が出てくるのです。
今回紹介させていただいた納骨袋を参考にして、ぜひ皆さんは正しい選択をしてくださいませ。
それでは、よくお墓参りライフを!
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