角スコップとは、主に土や肥料などをすくうための道具で、スコップ面が平らで角ばっており、すくったものが落ちないように側面に立ち上がり土止めがついています。
雪が多い地域では、雪かき用としても活躍をします。
スコップ選びのコツは、自分が持ちやすく扱い安い大きさと重量のものを選ぶことです。特に土をすくうことを目的にすると角スコップが土の重量も含めて重くなり、女性には扱い難い代物になってしまいます。
逆に、男性でパワー溢れる人なら小型の角スコップだと作業効率が悪いと感じるでしょう。
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目次
角スコップを選ぶ基準について
角スコップは用途に応じて、選択する種類が大きく変わります。雪と肥料と土とモルタルやコンクリートでは、扱う対象の重量が違うので、角スコップのすくう部分の面積が異なるのです。
雪かき用なら、角スコップの面積が広くい方が効率が良いし、雪は柔らかいのでプラスチックやアルミ製で軽い方が有利になります。土だとそこそこ重量があるので、女性は小型で軽めのもの、男性なら大きくて土を一度にすくうことができるものが有利になります。コンクリートを練る場合には、大人の男性でも相当に力を使うので、小型の角スコップが扱いやすくなります。小型の角スコップは、モルタルやコンクリートを練るのに良く利用されるので、別名『練りスコ』とも呼ばれています。
雪かき専用のスコップは、また特殊なものになるので、今回は割愛します。土や肥料などの一般的な用途に利用されるのであれば、おススメは、オールスチール製です。比較的軽くて扱いやすい上に頑丈だからです。過去の経験から個人的に木柄の角スコップはおススメしません。使用しているうちに取っ手の部分がグラグラしやすく多少価格が高くてもスチール製は長年の使用に耐えうることができます。
小型の角スコップから紹介
それでは、小型で軽量な角スコップから順に紹介してきます。
82 x 21.5 x 9.5 cm 1.04 Kg
軽くて扱いやすい、小型側溝の底の泥さらいにも最適な大きさです。
創業は慶応2年。150年余の歴史がある元鋸鍛冶屋である高儀製のスチールスコップ。しっかりとした作りに定評があります。
82 x 19 x 4.5 cm 1.09 Kg
木柄の小型の角スコップ。長年使用しているとどうしても木軸と持ち手の部分にガタがくるので、おススメできません。
81.5 x 16.7 x 8 cm 1.1 Kg
創業350年。土木屋さんにお馴染み安心・安定の浅香工業製の金象印のスコップ。昔からスコップづくりに定評のあるメーカーです。
金色の輝きといい、信頼度といい、一番おススメできます。
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76 x 18.5 x 11.5 cm 1.2 Kg
兵庫県三木市にある藤原産業の大工道具・園芸道具の刃物のブランド『千吉』
オールステンレス製でサビません。スチール製だとどうしてもサビが出ることがありますが、掘っているうちにとれるしあんまり気にしたことはないかな。
97 x 30 x 23 cm 1.86 Kg
浅香工業製の大きな角スコップ。これならガンガン土をすくって放ることができます。
穴掘り上級者は剣スコップと角スコップの使い分けが上手
穴を掘る場合には、土を掘り起こす剣スコップと土をすくい投げる角スコップを使い分けます。目的別に使い分けて効率良く掘り進めるわけですね。
土を掘る作業は、けっこうな重労働で、無駄な力をなるべく使わないのがコツです。そうしないと途中でバテてしまいます。
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まとめ
角スコップは土や肥料をすくうのに適したスコップで、すくう対象によって選択するものが変わります。土の場合は、男性で力がある人であれば、大きなサイズで一気にすくい上げた方が効率がいいですが、女性だと重くて疲れてしまうので、小型をおススメします。また、モルタルやコンクリートなど重量のある材料を練る時には、大の大人でも大変なので、小型の角スコップを利用する方がよろしいでしょう。
また、木柄の角スコップもありますが、長年利用していると金属の部分とでガタがきて扱いにくくなります。頑丈で丈夫なスチール製がベストバイになります。ステンレス製もあって確かにサビませんが、多少サビたところで使用に支障をきたすものではないので、十分過ぎます。
1級土木施工管理技士の「なかの」はこんな人ですよ。
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羽黒石材工業株式会社
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