冬のコンクリート打設|温度・固まる時間・養生期間と注意点

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① 冬のコンクリート打設温度・固まる時間・養生期間と注意点(採用)
② 冬のコンクリート工事の注意点養生期間・温度・配合を解説

③ 冬のコンクリートは何日で固まる?打設と養生の基本まとめ

冬のコンクリート工事は、夏と同じようには進みません。

土間コンクリートやブロック塀の基礎、お墓の基礎をつくるとき、「何度までなら打てる?」「何日養生すればいい?」「なかなか固まらないけど大丈夫?」と心配になる方もいるでしょう。

冬の工事でいちばん怖いのは、十分な強度が出る前にコンクリートが凍ってしまうことです。

私は約25年間、石材と土木の仕事に携わってきました。この記事では、1級土木施工管理技士の立場から、冬のコンクリート打設で知っておきたいことをまとめます。

この記事の結論
  • 日平均気温4℃以下が寒中コンクリートの目安。打設時のコンクリート温度は5〜20℃を基本とします。
  • 冬は強度が出るまでに時間がかかります。湿潤養生だけでなく、初期の凍結を防ぐ保温も大切です。
  • 工事は前日の準備から。配合、天気、仕上げ時間、養生方法まで決めておくことが重要です。
  • ※温度や養生日数は、国土交通省の土木工事共通仕様書に基づくものです。住宅などの民間工事では、適用する仕様書や施工条件によって扱いが異なります。
型枠の上に単管パイプを渡し、その上からブルーシートをかぶせて、すそを単管と土のう袋で押さえた土間コンクリートの養生の水彩イラスト
目次

冬のコンクリートは何度から注意が必要?

日平均気温4℃以下が寒中コンクリートの目安

国土交通省の土木工事共通仕様書では、日平均気温が4℃以下になると予想される場合、寒中コンクリートとして施工することになっています。

冬の朝、これから土間コンクリートを打つ現場で、温度計を見て気温を確かめる作業員の水彩イラスト

気温は天気予報だけでなく、現場で測ると安心です。夜のうちに何度まで下がったかを残せる「最高・最低温度計」があると、打設の前日に置いておくだけで、翌朝の冷え込みが分かります。

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ここでいう4℃は、朝の最低気温ではなく、その日の平均気温です。

ただし、日平均気温が4℃を超えていても、夜間に氷点下まで下がるなら凍結への備えが必要です。

特に注意したいのは、打設した日の夜から翌朝にかけて。

まだ強度が十分に出ていないコンクリートが凍ると、内部の水が膨張して組織を傷める「初期凍害」が起こります。

一度傷んだコンクリートは、気温が上がっても元どおりにはなりません。

打設時は5〜20℃、養生中は5℃以上

国土交通省の基準を整理すると、次のようになります。

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項目温度の目安
寒中コンクリートの適用予想日平均気温4℃以下
打設時のコンクリート温度5〜20℃
寒中の温度制御養生5℃以上
所定の温度制御養生終了後さらに2日間は0℃以上

注意したいのは、外気温とコンクリート自体の温度は違うことです。

生コンが5℃以上で届いても、冷えた地盤や型枠に熱を奪われます。

また、表面積が大きく厚さの薄い土間コンクリートは、冷たい外気の影響を受けやすくなります。

詳しくは:寒中コンクリートの対策|温度補正・早強・防凍剤はどれがいい?

詳しくは:寒中コンクリートの対策|温度補正・早強・防凍剤はどれがいい?

冬はコンクリートが固まるのに時間がかかるのはなぜ?

コンクリートは乾燥ではなく、水和反応で固まる

コンクリートは、単に水が蒸発して固まるわけではありません。

セメントと水が化学反応を起こす「水和反応」によって硬くなり、強度が増していきます。

ところが、温度が低くなると水和反応が遅くなります。

そのため、冬は夏よりも凝結や強度の発現に時間がかかります。

「表面が乾いた」と「十分な強度が出た」は、まったく別の話です。

冬場のコンクリートは何時間で固まる?

固まる時間は、セメントの種類、配合、コンクリート温度、混和剤などによって変わります。

ここで区別したいのが、次の3つです。

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凝結生コンが流動性を失い、固まり始めること
硬化水和反応が進み、硬さや強度が増していくこと
乾燥表面などから水分が失われること

生コンが固まり始める時間と、人が歩ける時間、型枠を外せる時間は同じではありません。

冬はこれらを一律に「何時間」と決められません。

仕上げや型枠の取り外しは、時間だけで判断せず、コンクリートの状態や必要な強度に合わせます。

そして、早く乾かそうとして風を当てたり、むやみに加熱したりするのも禁物です。

コンクリートに必要なのは、適切な水分と温度を保ちながら、強度を育てることです。

冬のコンクリート養生期間は何日?

普通ポルトランドセメントなら5℃以上で湿潤養生9日が目安

国土交通省の土木工事共通仕様書には、セメントの種類と気温に応じた湿潤養生期間の目安があります。

湿潤養生とは、コンクリートから必要な水分が失われないようにする養生です。

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日平均気温普通ポルトランド早強ポルトランド
15℃以上5日3日
10℃以上7日4日
5℃以上9日5日

※国土交通省「土木工事共通仕様書」表1-3-3より抜粋。

冬は気温が低いぶん、必要な湿潤養生期間も長くなります。

ただし、これだけで寒中コンクリートの養生が終わるわけではありません。

寒中コンクリートは温度制御養生も必要

寒中コンクリートでは、湿潤養生とともに、凍結を防ぐための温度制御養生が必要です。

国土交通省の表1-3-4では、養生後に厳しい気象条件が予想される場合、次の期間を標準としています。

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養生温度普通ポルトランド早強ポルトランド
5℃9日5日
10℃7日4日

一方、養生後に凍結融解がまれに起こる程度の条件では、温度制御養生期間はこれより短くなる場合があります。

さらに、所定の温度制御養生が終わったあとも、2日間はコンクリート温度を0℃以上に保つ決まりです。

湿潤養生の日数も満たさなければなりません。

つまり、表の数字だけで養生終了日を決めることはできません。

ブルーシートだけで冬の養生はできる?

ブルーシートは、風雨を防ぎ、表面の急激な冷却を抑えるのに役立ちます。

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ただし、シートだけでコンクリート温度を5℃以上に保てるとは限りません。

寒さが厳しいときは、保温マットなどを組み合わせます。

場合によっては給熱養生も必要です。

また、保温だけでなく、水分を逃がさないことも大切です。養生方法は、その日の最低気温だけでなく、数日先までの天候を考えて決めます。

詳しくは:コンクリート養生マットの使い方|敷き方と冬の凍結対策

詳しくは:コンクリート養生マットの使い方|敷き方と冬の凍結対策

冬のコンクリート配合はどう変わる?

冬のコンクリートでは、気温に応じた配合の検討も大切です。

代表的な考え方は、温度による強度補正、早強セメントの使用、耐寒剤などの混和剤の活用です。

温度補正とは?

冬は水和反応が遅く、所定の材齢までに強度が出にくくなります。

冬の朝、現場に着いた生コン車の運転手から、作業員が納入伝票を受け取って配合を確かめている水彩イラスト

そのため、予想される温度条件に応じて、発注する生コンの強度を補正することがあります。

建築工事のJASS 5で用いられてきた普通ポルトランドセメントの構造体強度補正値には、次の区分があります。

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打設から材齢28日までの予想平均気温補正値の例
8℃以上3N/mm²
0℃以上8℃以下6N/mm²

※28S91による補正の例。境界温度の扱いや適用条件は、採用するJASS 5の版、設計図書、セメントの種類などによります。

これは、どんな生コンにも単純に3や6を足せばよいという意味ではありません。

土木工事と建築工事では強度の指定方法や管理基準も違います。

早強セメントと耐寒剤はどう違う?

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方法主な役目注意点
強度補正低温による強度発現の遅れを考慮する指定強度と適用基準を整理する
早強セメント初期強度を早く出しやすくする養生が不要になるわけではない
耐寒剤など低温環境での強度発現を助ける製品の使用条件や鉄筋への影響を考慮する

冬だからといって、必ず早強セメントを使うわけではありません。

また、耐寒剤を入れたから凍結しないとも限りません。

鉄筋コンクリートでは、混和剤に含まれる成分にも注意が必要です。

食塩を混ぜて凍結を防ごうとするような自己判断は避けます。

私なら、生コン工場と施工者で配合と養生方法をセットで考えます。

詳しくは:寒中コンクリートの対策|温度補正・早強・防凍剤はどれがいい?

詳しくは:寒中コンクリートの対策|温度補正・早強・防凍剤はどれがいい?

詳しくは:【寒中コンクリート】冬季に強度が落ちる生コンの品質を高める方法!!

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冬のコンクリート打設|前日・当日・翌朝のチェックリスト

冬の工事では、コンクリートを打ち終わったあとまで考えて準備しておきます。

打設前日にやること

  • 当日と翌日の天気、最低気温を調べる
  • 夜間に氷点下になる可能性を調べる
  • 生コン工場に施工条件と配合を伝える
  • 養生マット、ブルーシート、固定材を準備する
  • 仕上げに時間がかかる場合の作業体制を決める
  • 必要な保温・給熱方法と温度管理の方法を決める

特に、夕方からの打設には注意が必要です。

冬は日が短く、仕上げが終わる前に気温が下がることもあります。

打設当日にやること

  • 地盤が凍結していないか調べる
  • 型枠や鉄筋に霜や氷が付いていないか見る
  • 生コンの納入時に温度や品質を管理する
  • 生コンに勝手に水を足さない
  • 締固めを適切に行う
  • 仕上げ後は表面の急冷を防ぎ、養生に移る

国土交通省の仕様書では、凍結した地盤の上にそのまま打設することはできません。

打設の前に、型枠の中のワイヤーメッシュや砕石に付いた霜を、ほうきとブロワーで取りのぞく作業員の水彩イラスト

地盤の凍結を解消し、余分な水分を除去する必要があります。

打設した翌朝にやること

  • 養生シートが風で飛ばされていないか見る
  • シートのすき間から冷気が入っていないか見る
  • 温度管理の記録を確認する
  • 表面に凍結や異常の疑いがないか見る
  • 引き続き必要な養生を行う

翌朝、表面が硬く見えても、それだけで十分な強度があるとは判断できません。

打設の翌朝、ブルーシートを少しめくって、コンクリートの端の表面を指で押して固さを確かめる作業員の水彩イラスト

凍結が疑われるときは、施工者が状態を評価し、その後の工程を決める必要があります。

冬の土間コンクリートは仕上げと雨にも注意

冬は金ゴテ仕上げまでの時間が読みづらい

駐車場や犬走りなどの土間コンクリートは、表面の仕上がりがそのまま見える部分です。

冬は凝結が遅れやすいため、夏と同じ作業時間で仕上げられるとは限りません。

また、コンクリートを打設すると、内部の水が表面へ上がってくる「ブリーディング」が起こります。

この水が残っているうちに、無理に金ゴテで押さえたり、水やセメントを追加して仕上げたりすると、表面の品質を悪くするおそれがあります。

レイタンスはすべて削るの?

レイタンスとは、ブリーディング水とともに浮き上がった細かな粒が、表面にたまってできる弱い層です。

特に、あとから新しいコンクリートを重ねる打継面では、付着を妨げるため除去が基本です。

ただし、土間の金ゴテ仕上げと、打継面のレイタンス除去は別の作業です。

土間の完成面を、むやみに削ればよいわけではありません。

詳しくは:レイタンスとは?除去方法5つと処理のタイミングを1級土木施工管理技士が解説

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冬の雨の日にコンクリートを打っても大丈夫?

雨の日の打設は、降雨量、施工する場所、養生設備によって判断が変わります。

打設中に雨水が大量に入り込んだり、まだ固まっていない表面を雨が直接たたいたりすると、品質や仕上がりに悪影響が出ることがあります。

冬は雨で冷やされることも考えなければなりません。

小雨だから必ず大丈夫、雨だから絶対に施工できない、という単純なものではありません。

特に土間では、雨を防ぐ設備を用意できるかが重要です。

詳しくは:【雨天決行】基礎コンクリート工事 雨が降ってびしょ濡れで心配な時に読む記事

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冬でもスランプとワイヤーメッシュの基本は同じ

スランプが大きいほど良いわけではない

スランプとは、生コンのやわらかさを表す指標です。

スランプ試験では、専用の型を外したときに、生コンがどれだけ下がったかを測定します。

数字が大きいほど、一般に流動性が高くなります。

ただし、流動性が高ければ品質が良いわけではありません。

施工に適したスランプは、構造物の形状、鉄筋の量、締固め方法などによって変わります。

冬に生コンが扱いづらいからといって、現場で水を足してはいけません。

水を加えると、水セメント比が変わり、強度や耐久性に悪影響を与えることがあります。

詳しくは:生コンのスランプとは?許容範囲の一覧・目安・試験方法を1級土木施工管理技士が解説

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ワイヤーメッシュはコンクリートの中に入れる

土間コンクリートでは、ひび割れの幅を抑えるなどの目的でワイヤーメッシュを使います。

大切なのは、適切な位置に配置することです。

地面に直接置いたままコンクリートを流しても、設計された位置に補強材が入りません。

スペーサーを使い、必要なかぶり厚を確保します。

また、冬でも鉄筋やワイヤーメッシュに霜や氷が付いたまま打設してはいけません。

詳しくは:ワイヤーメッシュとは?土間のサイズ・価格・重ね方と錆びない種類【2026年】

詳しくは:ワイヤーメッシュとは?土間のサイズ・価格・重ね方と錆びない種類【2026年】

お墓の基礎工事も冬の対策は同じ

お墓の基礎だからといって、コンクリートの固まり方が変わるわけではありません。

住宅の土間やブロック塀の基礎と同じように、冬は低温と凍結への対策が必要です。

ただし、お墓の基礎には独特の事情もあります。

墓地の区画は比較的小さく、隣のお墓との間が狭いことがあります。保温マットやシートを敷く場所も限られます。

また、基礎の上には重い石を据え付けます。

コンクリートが十分に強度を発現する前に、次の工事を進めてよいわけではありません。

私は、お墓の基礎工事では、次の点が大切だと考えています。

  • 基礎の厚さと鉄筋の配置が適切か
  • 必要なかぶり厚が確保されているか
  • 砕石や地盤が十分に締め固められているか
  • 打設後の養生が適切に行われるか
  • 石を据え付ける時点で必要な強度があるか

冬は、特に最後の2つが重要になります。

お墓の基礎工事も、打設したらすぐに石を載せてよいものではありません。

詳しくは:【完全版】お墓の基礎工事の『施工の流れ』と『価格のポイント』まとめ【1級土木施工管理技士監修】

詳しくは:【完全版】お墓の基礎工事の『施工の流れ』と『価格のポイント』まとめ【1級土木施工管理技士監修】

夏の生コンと冬の生コンは何が違う?

コンクリートは、暑すぎても寒すぎても施工上の対策が必要です。

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項目夏冬
主な問題急激な水分の蒸発・温度上昇水和反応の遅れ・凍結
凝結の傾向早まりやすい遅くなりやすい
打設時の注意生コンの温度上昇と時間管理生コンの温度低下
養生の重点乾燥と高温への対策保温と湿潤状態の保持
施工計画早い打込み・仕上げへの対応遅い仕上げ・夜間の冷え込みへの対応

夏は作業を急がされることが多く、冬は仕上げや養生に時間がかかりやすくなります。

どちらも、適切な温度と水分の管理が大切です。

詳しくは:【速攻で固まる】夏の生コン(暑中コンクリート)の4つの対応策 施工や養生方法のまとめ

詳しくは:【速攻で固まる】夏の生コン(暑中コンクリート)の4つの対応策 施工や養生方法のまとめ

よくある質問

冬は何度以下ならコンクリートを打ってはいけませんか?

国土交通省の土木工事共通仕様書では、予想日平均気温4℃以下は寒中コンクリートとして施工します。

4℃以下だから絶対に打設できないという意味ではありません。

必要な配合、温度管理、養生を行えるかが判断のポイントです。対策できない場合は、打設日を変更する選択もあります。

冬のコンクリートは翌日には歩けますか?

軽く歩くだけなら、表面を指で押して跡がつかなくなってからにします。冬は翌日でもまだ柔らかいことがあるので、乗るときは足場板を渡して、その上を歩きます。

車や重い資材を載せるのは、養生期間(5℃以上なら湿潤養生9日が目安)が終わってからにします。

冬のコンクリートは何日で乾きますか?

コンクリートの乾燥時間と、硬化して強度が出るまでの時間は別です。

表面が乾いていても、必要な強度が出ているとは限りません。

冬は水和反応が遅くなるため、夏よりも長い養生期間が必要になることがあります。まずは乾燥ではなく、適切な保温と湿潤養生を考えます。

コンクリートに霜が降りたら失敗ですか?

表面にうっすら霜が付いただけなら、傷むのは表面だけで済むこともあります。

怖いのは、打って数日のうちにコンクリートそのものが凍ることです。凍ると強度が戻りません(初期凍害)。霜が降りる予報の日は、打つ前に保温マットやシートを用意しておきます。

まとめ|冬のコンクリートは打設後の管理が大切

冬のコンクリート工事は、寒さに合わせた計画を立てれば施工できます。

覚えておきたいのは、次の3つです。

  • 日平均気温4℃以下は寒中コンクリートとして考える
  • 湿潤養生と保温養生の両方が必要になる
  • 打設した翌朝だけでなく、必要な期間は温度と品質を管理する

土間、ブロック塀、お墓の基礎。用途が違っても、コンクリートが水和反応で固まる仕組みは同じです。

冬の工事を頼む施主さんも、打設日だけでなく、養生を何日行い、どのように寒さから守るのかを施工者に聞いておくとよいでしょう。

元石屋のひとこと

りょういち

私は、お墓の基礎工事でも、コンクリートの強度とかぶり厚、養生を大切にしています。冬は打設して終わりではありません。石を据え付けるまでの管理も、基礎工事の一部です。

この記事の根拠

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この記事を書いた人

石屋の“中の人”だったからこそ話せる、お墓の本当のこと。国産墓石の加工メーカーで経験を積み、輸入石材商社での仕事にも携わって約25年の元石屋です。1級お墓ディレクター・1級土木施工管理技士。紹介料を受け取らない立場で、石の性質と施工の両方から、根拠まで示してやさしくお伝えしています。YouTube「おはかのなかのch」でも発信中。

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