ド迫力の滝の流れを全身で受ける。
人生初のシャワークライミングを栃木県にある日光霧降高原で体験してきました！
シャワークライミングとは、石でできたウオータースライダーや滝壺へのジャンプを楽しみながら渓流を登っていくアクティビティです。
上流から向かってくる冷たくて心地良い清流が、時に激流となり、我々の行く手を阻みます。
なかの今回は、キリフリ自然学校でのボランティア向けの【大人の学び】に参加してきました。
キリフリ自然学校では、子供たちにアドベンチャー教育やフロー教育を行っていて、川や滝での遊びも体験します。
子供に教える前に、自分がまず学べということで、One Play-it（ワンプレイト）のインストラクターさん２人の指導の元、シャワークライミングに挑戦してきました。
（子供向けは、もっとソフトな内容になっています。）
シャワークライミングで登る渓流は、360度どこを見渡しても『癒し』しかない景色で、自分が森の中に溶けていくような錯覚を覚えます。
水の冷たさ、輝き、木々の揺れや風を感じながら、滑らないように足先に神経を尖らせて、五感をフルに使って進む。
たまに苔の生えた岩で滑ったり、急に水深が深くなるところにはまって「ドボン！」って、川に落ちることもあります。
それがまたいい。
そして、終点にある落差75ｍにもなる霧降の滝。
日本の滝100選にも数えられ、かの葛飾北斎も絵にしたこの滝が、圧倒的なスケールで降り注いできます。
そんな、霧降高原でのシャワークライミング体験について紹介していきます。
目次
スリル満点のシャワークライミング体験
今回、シャワークライミングに参加したのは、キリフリ自然学校13名とOne Play-itのインストラクターの2名で計15名。
渓流がくねくねしているので、正確には分かりませんが、全部で２キロぐらいの距離です。
最後の霧降の滝に到達するまで、１時間半もあれば十分なのですが、渓流を登りつつ、途中で天然のウォータースライダーで滑り降りたり、岩から滝壺に飛び込んだりして遊びます。
いかに寄り道を楽しむかが、シャワークライミングの肝です。
たぶん、途中休憩も挟んで４時間ぐらいは掛かったと思います。
時計もスマホもないので、正確な時間がわかりませんけど。
（今回は、特別なコースになります。
自分も体験してみたい興味があるという方はOne Play-itでチェック！）
スリル満点のシャワークライミングの様子をまずは動画でご覧ください。
激流登りに天然のウォータースライダーに滝壺ジャンプ！
恐怖心も少しありつつ、勇気を出して、克服してからの精神の開放！！！
大の大人が「うぉー、きゃー」という歓喜の悲鳴をあげます。
もうめちゃくちゃ楽しいです。
そんなシャワークライミングの楽しみ方を解説していきます。
シャワークライミングの楽しみ方
幻想的で癒される風景
シャワークライミングの道程は、険しいけど美しい風景が広がります。
景色がダイレクトに心に飛び込んできます。
目で見て、体で感じて存分に癒やされましょう。
森の奥深くにある渓流。
木々が生い茂り、岩場がゴツゴツとしています。
ジブリの世界のようだけど100倍リアル。
大きな岩の上で集合写真。
みんな笑顔。
自然をこれでもかというぐらい満喫しました。
渓流を舞うマイナスイオンが、どんだけ癒してくれるんだというくらい癒してくれます。
会社勤めで抱えがちな日頃のストレスもぶっ飛びます。
皆で輪になって漂う
シャワークライミングの途中には、皆で輪になって水面を漂いました。
水流の勢いがあるので、くるくる回って、なかなか揃いません。
3度めのトライでようやく成功。
真上を向くと、木々の枝葉が覆い被さり回転していて面白い。
滝壺へダイブ！！
岩場からジャンプして、滝壺に思いっきりダイブ！
スリル満点のアクティビティ！
「ドバーン！！！」って水に飛び込む。
もう、これがめっちゃ気持ちいい！
高い岩場からも、ジャンプ！
怖いけど、快感！！
激流登り
シャワークライミングの醍醐味の1つが、滝登りです。
激流に立ち向かう男たち。
押し出されそうな水流に耐えながら登る。
気合で登る。
必死の形相で登る。
カッコいいです。
これを見て、私には無理と思った方、別ルートもあるので大丈夫です。
ちなみに私は激流に押し出されて、ここを登れませんでした(笑)
天然のウオータースライダーで滑り降りる
豊富な水量を利用して、岩肌を滑り落ちるウオータースライダー。
遊園地にあるウオータースライダーなんて目じゃありません。
お尻の下にゴムシートを敷いて、一気に滑ります。
これが、めちゃめちゃ爽快！
こういったポイントが、シャワークライミングで沢登りをする中でいくつかあります。
皆さん、登っては滑りを繰り返して、存分に天然のウオータースライダーを楽しんでいました。
滝の裏側に入る（裏見の滝）
シャワークライミングの途中には、時々滝の裏側に回れるスポットがあります。
天然のシャワーが降り注ぎまくり。
マイナスイオンが出まくり。
この青いヘルメットが私。
簡単に裏側に回っているように見えるかもしれませんが、足がつかないので水流に押されて大変。
特にライフジャケットが浮くようにできているので、中々バランスがとりづらかったりします。
大迫力な霧降の滝に感動
やっと対面できた75ｍもの落差のある霧降の滝は、我々を圧倒的な迫力で迎え入れてくれました。
もう、ただただボーッとアホみたいに見上げてしまいました。
時が止まったような感覚。
まさにマインドフルネス（心が今で満たされた）な世界。
霧降の滝は、日本100名瀑にも名を連ね、華厳の滝と並んで日光三名瀑の１つでもあります。
また、かの葛飾北斎が絵にした名瀑。
そう言われると水しぶきが舞い上がる姿が、浮世絵のようにも見えてきます。
ちなみに霧降の滝は、観瀑台がありますが、森の中にある滝なので、少し遠目に見なければなりません。
この至近距離から見れるのは、シャワークライミングをしている人達の特権になります。
滝を浴びる。
霧降の滝を浴びまくる。
落下する間に水が飛び散って霧のようになる事から霧降の滝と名付けられたそうです。
滝の中腹には、水流によって岩盤に穴が開いた部分があります。
露天風呂気分。
露天風呂から見上げる滝が最高過ぎる。
One Play-itのインストラクターウッキーさんによる霧降の滝のクライミング
流石に無理で、このあと滑り落ちました(笑)
滑り方も上手。
最後に霧降の滝で記念撮影。
素晴らしいシャワークライミングの体験になりました。
まとめ
栃木県日光にある霧降高原で、シャワークライミングを体験してきた話をさせていただきました。
今回の学びを経験にして、今度は、キリフリ自然学校の子供向けのプログラムで、川遊びや滝遊びをします。
このキラキラ輝くような時間を息子や他の子どもたちと共有できることが、今から楽しみです。
また、ずーっとシャワークライミングの楽しさについて書いてきましたが、体験しないとこの感動はわかりません。
ぜひぜひ、今回のアクティビティをプロヂュースしてくれたOne Play-itにお問い合わせくださいませ。
最高のひと夏の思い出を残すことができますよ。
One Play-it（ワンプレイト）
〒321-1421 栃木県日光市所野1550-73
営業時間: 9：30～18：00 定休日: 木曜日
TEL: 0288-53-3379 FAX: 0288-53-3379
駐車場: 約10台（大型も可）
最後に、子どもたちの学びの場であるキリフリ自然学校では、高校生や大人のボランティアを募集しています。
実際に子どもたちと遊んでいて思うのは、大人が子どもたちの姿から学ぶことが多いということ。
代表である金井聡さんの理念が素晴らしくて、共感して参加させていただくようになりました。
『学び方を学ぶプロジェクト』
「その人が持っている能力を120％活用できる社会」
「みんながHappyで、一人ひとりがChallengeできる社会」を目指して、
「体験とリテラシーを繋げるコンテンツを創造し、家庭=親、学校=教員へ広く伝えていくこと」を使命として、
「体験教育、フロー教育、リテラシー教育」の実践と発信を行っていきます。
こちらもぜひぜひ、ご参加くださいませ。
キリフリ自然学校
〒321-1421 栃木県日光市所野1547
TEL 0288-50-1175 e-mail： kirifuri.s@gmail.com
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